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心と脳

2010-07-16 | 心理学辞典

●心と脳
 精神活動の源が脳活動にあることは、ガレノス(131〜201)によって早くから指摘されてはいたが、科学的な探求は1796年のJ・ガルの骨相学に始まる。以来200年にも及ぶ思索と研究にもかかわらず、脳と心の関係は謎だらけである。しかし、近年、脳内活動の非侵襲計測技術の急速な進歩によって、精神活動の脳生理学的な基盤が急速に明らかにされてきている。最近は、なんでも脳によい、あるいは、脳で拡大解釈してしまう神経(脳)神話への批判さえあるほどである。
 心には心独特の法則に支配される世界があるとする考えは、唯心論者の主張ほどには極端ではないが、心の研究者のみならず広く一般に抱かれている。心理学の研究者は、脳科学の知見に十分に配慮しながらも、心の不思議を独自の科学的な方法論に従って研究し、その存在価値を高めている。
 脳還元主義の対極には、なんでも心の問題に還元してしまう心理主義もあるが、これは、1歩間違えると、えせ宗教まがいの神秘主義に陥る危険性をはらんでいるし、さらに、すべてを個人の心の問題としてかたをつけて終わりとする思考停止的傾向をかもしだすこともある。その防波堤となり、人を心への健全な関心へと導くのが心理学の役割である。

「自分をわかるーーコミュニケーション力その3」

2010-07-16 | わかりやすい表現
「自分をわかるーーコミュニケーション力その3」
● もうひとつのわかる
 今回は、コミュニケーション力も含めてあらゆる心的活動にかかわっている3つ目のわかるの話である。それは、自分自身の心をわかるにはどうするかという話である。
 我々は誰しもが、自分の心の世界をそれなりにわかっていると思っているだが、時折、自分の意のままにならない心を持て余してしまうこともある。

● もう一人の自分となじむ
内省したり、反省したりするときに、自分(me;客体的自己)をみつめる自分(I;主体的自己)を意識できるはずれある。この「I」が、いわばもう一人の自分(ホムンクルス)である。
ホムンクルスの活動には、自分の心を監視する(モニタリングする)活動と、自分の心を調整する(コントロールする)活動とがある。
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普段何もないときには、ホムンクルスの活動を意識することはない。しかし、ひとたび、心の不具合が起こると、ホムンクルスが活動、その時その場で最適な心の活動になるようにする。
とは言っても、それなりに、普段からホムンクルスのパワーをアップさせておく心構えが必要である。

●心についての知識を豊かにする
ホムンクルス力をつけるには、2つのごく当たり前の方策がある。なぜ、ごく当たり前というかというと、青年期あたりからずっとこれまで誰もがそれなりにやってきていることだからである。それを意識的にやることになる。
その2つの方策の一つは、心の領域についての知識を豊富にすることである。やや手前みそになるが、心理学の知識を豊かにすることである。
 心ってどんなもの、心はどのように働いているのか、心を強くする訓練や心の落ち込みを回復する方策にはどんなものがあるかなどなど、心理学には豊富な知見が蓄積されている。
それらの知識の有無は、いざというときに、自分の心をモニタリングしたり、コントロールしたりするのに役立つ。
たとえば、集中力が途切れてきて、読んでいることが頭に入らない(モニタリング)。ここで少し休憩を入れよう(コントロール)となる。ここでは、「集中力の持続には一定の限界がある」という心理学の知識が役立っている。まさに、「知は力なり」(F、ベーコン)なのだ。

●反省、内省の習慣をつける
ホムンクルスのパワーをアップさせるための2つ目の方策は、内省、反省の習慣を付けることである。
悪いことをすと、親は教師に「反省しなさい」と言われ続けてきたはずである。それが実は、あなたのホムンクルス力をつけることになっていたのである。
「Meをしっかりと監視してごらん。何が悪さをしたかわかるでしょう」という次第である。そのとき、心理学の知識の有無が内省、反省の質を決める。
たとえば、その時に、ただ、「自分が悪かった」で終わりなら、あまりホムンクルスは賢くならない。そこに、「不安になり、つい攻撃的になってしまった」という認識ができれば、一段高いモニタリングができたことになるし、それに応じたより適切な自己コントロールも期待できる。
こうしたことができるようになるためには、何をおいても、内省、反省の習慣を付けること、さらに、そのための手がかりを活用することである。
表には、その一つとして、セルフ・サイエンスと呼ばれている、自己チェックのリストを挙げてみた。これ以外にも、心理学には、さまざまな心理特性を自己チェックによってはかるものが知られている。そんなものを利用することで、より深く自己をモニタリングすることができるようになれることが期待される。
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セルフサイエンス
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●3割ルールでホムンクルスと付き合う
ホムンクルスは、四六時中、それが頭の中を占領してしまうような状態になってしまうのは、正常ではない。一日のうちに風呂に入ったいる時、あるいは就寝前の一時、あるいは日常のヒヤリハット体験をした時などに、「あれ、自分は一体何をしたのか」「今日、あの時、なぜあんなことを言ってしまったのか」を内省、反省する時にこそ、活動するのがホムンクルスである。
ここですすめたいのは、ホムンクルス3割ルールである。日常的に何か頭を使っている時にも、3割はホムンクルスが活動できる余地を残しておくのである。
たとえば、注意の集中でも、すべての注意を注いで仕事をしてしまえば、ホムンクルスが働く余地がない。結果としてひどい疲労状態になるまで仕事を続けてしまうことになる。
問題を解くような時でも、絶えず、それで良いのか、解に近づいているのかをホムンクルスにチェックさせる余地を残しておくのである。

チームの目標を意識して仕事をする「ポジティブ心理術

2010-07-16 | ポジティブ心理学
チームの目標を意識して仕事をする

なぜなら、目標達成のために作られたチームであって、仲良しクラブではないからです。このことをメンバーが認識していれば、たとえ、対人関係や仕事でトラブルや逆境に陥ったときにも、チームワークで元気に乗り切ることができます。
野村克也監督の言を引用しておきます。
「表面的な「仲良しこよし」がどんなに集まったところで、それはた
だの「群れ」にすぎません。チームワークには、目的意識の共有が
不可欠です。」

500台定着もまじかか?

2010-07-16 | Weblog
2010.07.15(木) 1957 PV 517 IP 1104 位 / 1438055ブログ
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2010.07.12(月) 2078 PV 516 IP 1208 位 / 1436440ブログ
2010.07.11(日) 2105 PV 536 IP 1055 位 / 1435978ブログ
2010.07.10(土) 2199 PV 482 IP 1219 位 / 1435524ブログ
2010.07.09(金) 2339 PV 613 IP 981 位
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まだ安定しないが、確実にアクセス数があがっている
500台、1000番以内もまじかかも

たんたんと更新します
愛読感謝です


たすかった!!

2010-07-16 | 心の体験的日記
ACT*を動かしたい
どうしたら?
と放送大学の受講生からの質問
うーん、そういえば、動かせるモデルだったはず
早速、いせき君メール
即座に、ここにアクセルすればよい
との情報
助かった
こうやって助けられながらやってきたんだなー
感謝感謝

自分から何か助けてやったのかなー
反省、自戒
しかし、遅かった
許せ!

カウンセリング・マインドが助けになった

2010-07-16 | 心の体験的日記

● カウンセリング・マインドが助けになった
 私は、カウンセリングをしたことも、受けたこともありません。でも、カウンセリングは、大学に入って心理学を勉強しはじめてからずっとなにかと興味を持ち、ひそかに、いくつかの技法やその精神(カウンセリング・マインド)を自分の心の管理と対人関係を良好に保つために活用してきました。おかげで、なんとか「ここまでこれた」とさえ思うこともあります。