エラー事故は、個人(Man)と状況(3M;組織、機械、伝達装置)の積/和によって起こる。
本講演では、医療現場のいくつかの特徴を勘案しながら個人の力(もう一人の自分;ホムンクルスの力)を高めることによってエラー事故を減らす方策を心理学の立場から考えてみる。
言うまでもないが、状況の力を制御する方策を至る所に実装することこそ、エラー事故防止の王道であることは忘れてはならない。
「誰がミスをしたかより、何が彼/彼女にミスをさせたか」のほうが大事である。
しかしそれでも、医療現場では、エラーと事故との距離が極めて近いので、「人為」は、ミス防止の最後の砦ではある。
*****************
目次
1章 高度の知識に支えられた専門性がエラーを招く
2章 高度の熟練技能に支えられた専門性がエラーを招く
3章 人、もの、情報の多彩さがエラーを招く
4章 時間即応がエラーを招く
5章 多忙がエラーを招く
おわりにーーエラーに強くなる
本講演では、医療現場のいくつかの特徴を勘案しながら個人の力(もう一人の自分;ホムンクルスの力)を高めることによってエラー事故を減らす方策を心理学の立場から考えてみる。
言うまでもないが、状況の力を制御する方策を至る所に実装することこそ、エラー事故防止の王道であることは忘れてはならない。
「誰がミスをしたかより、何が彼/彼女にミスをさせたか」のほうが大事である。
しかしそれでも、医療現場では、エラーと事故との距離が極めて近いので、「人為」は、ミス防止の最後の砦ではある。
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目次
1章 高度の知識に支えられた専門性がエラーを招く
2章 高度の熟練技能に支えられた専門性がエラーを招く
3章 人、もの、情報の多彩さがエラーを招く
4章 時間即応がエラーを招く
5章 多忙がエラーを招く
おわりにーーエラーに強くなる