日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

自然の恵みに上手に手をかける  藤原直哉氏

2009-05-03 07:31:19 | 船井幸雄氏
 『船井幸雄.com』担当の藤原かおり氏が、コメントを書かれています。アメリカも日本もデリバティブバブルの崩壊を何とか止めるべく粉飾していると、藤原かおり氏も言われています。 
 また、このようなことも言われています。「モノの価値のほとんどすべては自然からの恵みです。農作物はもちろんのこと、工業製品でもその素材が本来持っている性質を上手に組み合わせたものですし、サービス業でも人が自然に持つ能力を磨いて商品にしたものです。」と。
 「サービス業でも人が自然に持つ能力を磨いて商品にしたものです。」というところは、特に考えさせられました。私がいるIT業界は、どんな自然の能力を磨いて商品にしているのだとうかと、考えてしまいました。人間の頭脳の一部を機械で実現したのが、コンピュータだと思います。そのコンピュータと携帯電話を連携させるソリューションを開発して、販売していますが、それは自然のどの恵みを磨いて商品にしたいるのだろうかと。その自然の恵みに上手に手をかけることこそが、大事なことなのだと...
 答えはすぐには見つかりませんが、IT業界などはまさに資本主義の権化のような業界ですから、その中で、自然の恵みを提供することはかなり難しいのかも知れません。ただ、よりよい世の中を実現するために、ITにも役割があるのではないかと模索しているところです。電車も自動車も冷蔵庫も洗濯機も、大型、小型のコンピュータで制御されていますので、コンピュータがなければ一切動かなくなってしまいます。電機やガスもコンピュータがなければ家庭にも送られてきませんし、社会のインフラのほとんどは大なり小なりコンピュータのお世話になっています。
 「これから人間はコンピュータ社会を捨て、原始人のような生活を目指せ」とは、日月神示も言っていません。今思うことは、ミロクの世を実現するためには、心あるITが必要なのではないかと考えています。ただ、それをどのように具体的に実現していけばよいかは、今後の大きな課題であると自覚してます。
 自動車業界も建設業界も、不動産、機械、電気、食品、流通、小売、医療、農業、漁業などのそれぞれの業界が、ミロクの世に向かってどのように変わって行けばよいのかを、前向きに模索して行く日も近いと考えています。心ある有意の人たちは、既にその方向に向かって動き出していますので、その流れがやがて大きな流れになって、日本・世界中に広がっていくことでしょう。日月神示にはそのことが書かれていますので、更に勉強・実践をしていきたいと思います。

<記事転載>
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 「自然の恵みに上手に手をかける」

(株)船井本社 秘書室 藤原 かおり

 皆さんこんにちは。駅から会社までの道沿いにハナミズキやツツジが咲き、見ているだけで爽やかな気分にさせてくれます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。『船井幸雄.com』担当の藤原です。 

 さて、今年の2月に(株)船井メディアの企画ではじまった、“経済予測の超プロ”の金融マン、朝倉慶さんが行う『朝倉慶の21世紀塾』というものがあります。その中で、毎月だいたい2回発行している『Kレポート ~経済の羅針盤~』というレポートがあるのですが、私はそのレポートの編集を担当させていただいています。
 そのため最近、朝倉さんのレポートを精読する機会が増えたのですが、読めば読むほどいまのアメリカを中心とした世界経済の実情がどれほど大変なものかを知ることができます。デリバティブを中心に借金の額は天文学的に膨らみ続け、いまにも破裂しそうな経済バブル。その崩壊をなんとか食い止めるために、アメリカも日本もまさに後先を考えない、場当たり的なやり方でなんとかその場をしのいでいるに過ぎない現状を朝倉さんは鋭く解き明かします。
 その現状を知ると私自身「いったいこの先、世界はどうなってしまうのだろうか…」と、ちょっと戸惑ってしまいます。そんな時にちょうど目にとまり、爽やかな気分にさせてくれた文章があるので紹介させていただきます。

 それは、経済アナリストの藤原直哉さんが毎週発行しているレポート『藤原直哉のワールドレポート』(669号 09年4月15日号)の中の文章です(このレポートは会社で皆に配ってくれるのです)。

 モノの価値のほとんどすべては自然からの恵みです。農作物はもちろんのこと、工業製品でもその素材が本来持っている性質を上手に組み合わせたものですし、サービス業でも人が自然に持つ能力を磨いて商品にしたものです。ですから価値というものは自然の恵みに人がいかに上手に手をかけるかで決まるものであり、自然の恵みを排除した経済学は根本的にまちがっていると思います。そして上手な手のかけ方というのは手をかけすぎず、かけなさすぎずというところにあり、本来持っている自然からもらった力をギリギリまで発揮できるように手をかけるのが最高の手のかけ方ということになります。20世紀は見た目さえ良ければよいという部分の多い時代でしたが、21世紀は本物の時代です。ということはどんなものでも自然の恵みを十二分に発揮させないと認められないということです。とにかく現代人の生活は何事も本物に接する機会が非常に少ないという状況です。ですから大人も子どももできるだけ意識して本物に接する機会を持つことです。
                       (中略)
 自然の恵みに上手に手をかけると、すばらしい価値が生まれてくる、それが昔も今も未来も変わらぬこの世の真理なのです。そしてどこに向けて手をかけるか、それは自分自身の未来に対する展望、ビジョンが決めるのです。くれぐれもマスコミで世の中の様子をうかがって、周囲に自分を合わせないほうが良いと思います。たいていの場合、マスコミが扇動する大衆行動は悲劇に終ります。扇動された大衆行動には乗らない実力を自分自身が持つことが、21世紀社会で元気よく生きる第一歩だと思ってください。今回ばかりは本当に一人一人が本物になっていかないと、未来を創ることができないのです(転載ここまで)。
 
 いかがでしょうか。最近なんとなく迷いのあった自分に、一つの方向性を示してくれたように感じました。そういえば最近、自然に触れる機会が少なかった気がします。やっぱり自然の持つエネルギーはすごいものがあるな~と、しみじみ感じます。

 ちなみに朝倉慶さんの『Kレポート ~経済の羅針盤~』と、藤原直哉さんの『ワールドレポート』の両方とも船井会長は経済情報としてとても参考にしています。オススメの経済情報だと思います。また朝倉さんは、5月に新刊『恐慌第2幕』(ゴマブックス刊)を発売されます。ぜひお読みください。
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 ●船井幸雄グループの社員のコラム
  http://www.funaiyukio.com/shain/index.asp?sno=200904017

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