日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「東電原発事故対策で官邸が米国に乗っ取られたのは何故か」新ベンチャー革命

2011-05-21 22:22:37 | 日月神示の実践

<新ベンチャー革命より転載>

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タイトル:東電原発事故対策で官邸が米国に乗っ取られたのは何故か 
 
1.東電原発事故対応にて、日本の官邸が米国に乗っ取られる 
 
 東電福島原発事故をきっかけに、米国政府が日本政府の官邸に原子力専門家を常駐させていることが判明しています(注1)。その事実に関連して、中電浜岡原発を停止するよう命令したのも、東電福島原発に貯蔵された低レベル放射能汚染水の大量海洋投棄を命令したのも、すべて米国であるという情報がマスコミを駆け巡っています。 
 
 本ブログの見方は、上記のうわさはそのとおりであり、原発事故という重要な核問題に限って、米国政府が属国日本に内政干渉してくるのは、まさに“むべなるかな”です。 
 
 本ブログの見方では、官邸を操っている米国人は米国戦争屋系の人間だと推察します、なぜなら、米国の核戦略を仕切っているのは米国防総省であり、下野しているとはいえ、米国戦争屋が依然、国防総省に影響力を行使しているからです。 
 
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人(隷米官僚含む)の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。 
 
2.米国後追い専門の日本が唯一、逆行したのが原発推進だった
 
 本ブログは、日本の原発メーカー(東芝、日立、MHIIHIなど)のものづくり技術力(技術経営MOT力)は世界一だと評価してきました。その証拠に、原子力技術開発投資に関心の高い世界的慈善家・ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者で欧州寡頭勢力エージェントかつアンチ戦争屋)から東芝が高く評価されています(注2)
 
 日本の原発メーカーのものづくり技術競争力を世界一にしたのは、言うまでもなく、日本の電力業界です。その旗振りが東電でした。なお、東電は欧州寡頭勢力配下の仏電力公社EDFと親しいです。だから、米国の原発関連企業ではなく、仏アレバが東電支援をしているわけです。
 
 そこで、東電は米戦争屋CIAからにらまれると同時に、過剰に買いかぶられてきたのは確かです(注3)
 
 戦後の日本は事実上、米国の属国と化し、とりわけ、主要官庁の官僚トップ人事は米国戦争屋のジャパンハンドラーに握られています。
 
 その日本で唯一、米国の流れに逆行してきたものがあります、それが、東電主導の原発推進でした。この事実を、日本を属国視する米戦争屋は決して快く思ってはいませんでした(注3)
 
 つまり米国戦争屋は本音で、日本の原発技術競争力に脅威を抱いてきたとみなすべきです(注3)。なぜなら、日本の原発技術の延長線上に日本の核兵器技術獲得の脅威が存在するからです。
 
 その意味で、日本の原発は米国の勧めでつくられたというのは誤解です(注4)、東電福島事故機4基は米国GEからの導入技術であるのは事実ですが。
 
3.日本になぜ、50基以上の原発が生まれたのか
 
 さて、電力エネルギーというのは貯蔵できないので、日本の電力会社はピーク需要に対応できるように電気設備を保有しています。だから、ピーク需要期でない5月の今、全国で原発の多くが停止してもOKなのです。そのため、多くの国民は、なんだ、原発がなくても電力は十分あるではないかと感じるでしょう、そのとおりです。真夏と真冬のピーク需要期に、2週間ほど、計画停電すれば、原発は要らないのです。とくに地方の電力会社に原発はまったく不要です。
 
 にもかかわらず、日本政府は、沖縄電力を除く、全国の9電力会社にまんべんなく原発を持たせました。その結果、54基もの原発が日本全国に分散立地してしまいました。
 
 なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。
 
 その疑問に対する本ブログの見解、それは、日本政府の官僚(トップは悪徳ペンタゴン化している)が米戦争屋ジャパンハンドラーの詭弁にだまされた結果であるというものです。
 
4.現在の日本はいつでも“安く”全滅させることができる
 
 戦後日本を属国支配する米国戦争屋にとって、戦前の反米日本を忘れることはできません。その証拠に、米国防総省アーリントン墓地の隣に、わざわざ硫黄島戦勝記念公園が存在しています。米戦争屋にとって、現在の日本は依然として仮想敵国なのです、だから日米同盟というタガが必須なのです。ちなみに、かつて筆者の所属したSRIインターナショナルのワシントン事務所の契約ハイヤー・ドライバー(ベトナム人)がまず筆者をここに案内してくれたことがありますが、彼は日本人の筆者に、これが米国人の対日観だよと教えたつもりだったのです。
 
 この事実から、日本全国に米軍基地が置いてある本音の理由もそこにあります。
 
 そのような対日観をもつ米戦争屋にとって、日本が原発推進および宇宙ロケット開発推進に熱心なのは、日本が核武装を密かに狙っていると見えるのです、当然ながら。
 
 そのような米戦争屋が取る“本音の対日戦略”、それは、日本が再び反米主義に転じたら“ただちに全滅させることができるよう常時スタンバイしておく”ということに他なりません。
 
本件について、本ブログではすでに分析済み(注4)であり、全国54基の原発は、米戦争屋にとって、日本が反米化した際の絶好の重点攻撃目標なのです。日本を全滅させるのに核兵器は要らないのです。大量生産されるバンカーバスターが50個もあれば十分なのです。
 
 一方、日本は原発推進も宇宙ロケット推進も平和利用と主張し、核武装野心をおくびにも出しませんから、なおさら、彼ら米戦争屋には不気味なのです。
 
5.米国の原発反対運動を闇で操ってきたのは米国戦争屋だった
 
 原発の悪魔的危険性を熟知する米戦争屋は、日本が平気で危険な原発を増やし続けることを本音では非常に警戒しているはずです(注3)。それと同時に、故意に、それを見逃すことで、対日戦略の攻撃目標に利用しようと考えたわけです。
 
 さて、筆者は90年代、日本の電力業界向けに世界の電力自由化動向の調査に従事していました。とりわけ米国の電力自由化動向が重要で、そのため何度となく、訪米していました。
 
 90年代といえば、ビル・クリントン民主党政権時代であり、副大統領はノーベル平和賞を受賞したアル・ゴアでした。なお、クリントンは米戦争屋ボス・デビッドRFに闇支援された民主党大統領(注5)と本ブログではみなしていますが、米戦争屋の宿敵・欧州寡頭勢力は、それに対抗してアル・ゴアを副大統領に押し込んでいました。なお、オバマはアル・ゴアの代替大統領です。
 
 今振り返ってみると、当時の電力自由化は、米民主党政権が主導していたのでは必ずしもありませんでした。ところで筆者は同時に、米国の環境規制の調査もやっていましたが、こちらの方は、アル・ゴア主導で米環境庁(EPA)の活動が活発であり、民主党の強いカリフォルニア州も環境規制に熱心でした。特に、ロサンゼルスの車排気ガスによる大気汚染は深刻でした。
 
 それでは、いったい誰が90年代クリントン政権時代の米国にて電力自由化を仕掛けていたのでしょうか、ズバリ、それはエンロンでした。
 
 エンロンは、ポスト・クリントンのブッシュ大統領への最大献金企業で有名でしたが、エンロンは典型的な米戦争屋系企業でした。
 
 エンロンは天然ガス販売会社でしたが、エンロンの背後に控える米戦争屋が闇で操っていた電力自由化の真の狙いは“全米の原発を買収すること”だったと筆者は今ではみています。つまり、それは米戦争屋の強い戦略的意思だったということです。
 
 その意味で、79年、スリーマイル原発事故も偶然の事故ではなかった可能性があります(注6)
 
6.現在の米国の国内原発は完全に米戦争屋に握られた
 
 米戦争屋の全米の原発独占戦略は、90年代、まず(1)米国内で原発反対運動を計画的に扇動することでした、つまり原発は危険で安全コストがバカ高いと。次に(2)全米で売りにでた原発を二束三文で買い占めることでした。具体的にはピーコ(PECO)というフィラデルフィアの電力会社がそれを実行していました。そして、(3)米戦争屋の原子力技術開発のメッカであるシカゴのコモンウェルス・エジソン(現エクセロン)(注7)PECOを買収し、今では、全米の原発の多くを米戦争屋のコントロール下に置くことに成功しています。
 
  
 米戦争屋にとって、国内に原発を増やすことは基本的に反対でしょう、なぜなら、それだけ、仮想敵国からの攻撃目標が増えるからです。彼らは戦争屋ですから、常にそういう発想をする人種なのです。
 
 以上に述べた米戦争屋の原発戦略から、東電原発事故に米戦争屋があつかましく介入してくるのは当然です。今後も彼らの動きは要注目です。
 
<転載終わり>
 この記事は、日本の原発と東電の位置づけなどを面白い観点で解説しています。 この内容が正しいかどうかは、今後徐々に検証されていくのでしょうが、あまり言われていない観点なので、とても勉強になりました。
先ず、『日本の原発メーカーのものづくり技術競争力を世界一にしたのは、言うまでもなく、日本の電力業界です。その旗振りが東電でした。なお、東電は欧州寡頭勢力配下の仏電力公社EDFと親しいです。だから、米国の原発関連企業ではなく、仏アレバが東電支援をしているわけです。』
 東電及び日本の原発は、アメリカのロックフェラーではなく、欧州ロスチャイルドの影響を受けているということだそうです。(小沢一郎氏もロスチャイルド系と言われています)
 
 次に『そのような米戦争屋が取る“本音の対日戦略”、それは、日本が再び反米主義に転じたら“ただちに全滅させることができるよう常時スタンバイしておく”ということに他なりません。
  全国54基の原発は、米戦争屋にとって、日本が反米化した際の絶好の重点攻撃目標なのです。日本を全滅させるのに核兵器は要らないのです。大量生産されるバンカーバスターが50個もあれば十分なのです。
 これも面白い指摘です。日本が反米になったら、日本の原発を小規模の爆弾で破壊するそうです。今回の福島原発のように、原発は脆弱なので、ちょっとしたことで、すぐに大事故になることが、今回の事故で証明されました。
 
 そして『米戦争屋は全米の原発をどう料理しようとしているのかは、現段階では不明ですが、アンチ戦争屋で欧州寡頭勢力系のオバマ政権は原発推進派です。しかしながら、今、不本意にも下野している米戦争屋は、欧州寡頭勢力主導の米国内原発推進を絶対に許さないでしょう。』 
 
 欧州ロスチャイルド系のオバマ大統領は、原発推進派ですが、今後どのように動くのかが注目されます。
それにしても、この新ベンチャー革命さんは、いつも面白い観点で書かれていますので、とても勉強になります。
 
 
 
 
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「小出裕章助教に対する批判について」 副島隆彦氏

2011-05-21 06:33:03 | 日月神示の実践

<今日のぼやきより転載>

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14. もうひとつの(c)の扇動者たちは、小出裕章(こいでひろあき)、今中哲二(いまなかてつじ)氏ら、京都大学原子炉実験所の助手(助教)たちである。彼らは、旧来の長い経歴を持つ「原発危険派であり、すべての原発をただちに廃止すべきだ派」である。そんなことが現実には出来るはずがないのだ。浜岡原発の運転を止めただけも自分たちの偉大な勝利としなければならない。現実には原発は1基ずつ定期点検の時に徐々に止めてゆくしかない。 

彼らは、自民党政治と官僚支配への長年の反対派であり、左翼とまで言うと本人たちが嫌がるかもしれないが、原子力行政(原子力村)への対抗勢力であり続けた。彼らは、正しく原発の危険を訴え続けて、私、副島隆彦が名づけたところの、組織・体制内の「冷や飯食い、30数年」の経歴を持つ者たちである。大阪熊取町(くまどりちょう)に京都大学原子炉実験所があるから、彼ら“反原発・熊取六人衆(くまどりろくにんしゅう)”が、今の反原発派の日本の代表者たちである。彼らが、現在も激しく「福島原発事故は、チェルノブイリを超えた恐ろしい事故だ」を言って、日本国民の一部を恐怖に陥れて盛んに扇動している。 私は、この京大原子炉実験所の人たちとも今後、公開の場で議論をしたい。
小出裕章氏の最新の東京での講演は、以下のような内容だ。 

(転載貼り付け始め)

福島原発事故は チェルノブイリ原発事故以上に深刻。
3月15日の東京で通常の280倍のヨウ素131を検出。
原発から250km離れた東京は「安心だ」と思っている方は多いと思います。京大原子炉実験所の小出裕 章助教は4月29日に「終焉に向かう原子力」 という題目で明治大学講堂で講演会を開催した。定員1000名の会場に2000名以上の聴衆が詰めかけ入りきれないほど盛況でした。2011年4月29日 小出裕章助教講演会映像 「終焉に向かう原子力」 5/6
http://www.youtube.com/watch?v=w4YYtHnvmcc&feature=related

小出氏は講演の中で、3月15日の午前11時54分から12時54 分の一時間に、自分で東京の空気を採取してその中の放射性物質の種類と量を測定した。その結果を以下の様に発表しました。この測定によると、3月15日の昼ごろ採取した東京の空気中には、7つの放射性物 質があり合計の数値は17.1マイクロシーベルト/hという高い数値だった。

 特にヨウ素131は東 京での通常値は0.04マイクロシーベルト/h位ですので、3月15日の数値 11.2マイクロシーベルト/hは通常の280倍という異常に高い数値だ。
これは、3月12日の福島原発第1号炉の「水素爆発」と3月14日の 第3号炉の「核爆発」によって飛び散った放射性物質が風によって拡散され東京まで飛んでできたことを示している。
関連記事:【3月14日の福島第一原発3号炉の爆発は「水素爆発」ではなく「核爆 発」!】
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/08d6e0165b87cb017b6f8c37ab483c0a

 高濃度のセシューム137が3月13日か ら3日間東京にも降り注いだ!
以下の写真①ー⑦をご覧ください。この写真はフランスのIRSN(放射線防護原子力安全研究所)が発表した3月12日―20日の間に福島原発の4つの原子炉から放射されたセ シューム137の汚染状態をシミュレーション映像から私が写真を撮ったものです。多少ピンボケしていますが日時ははっきり見えます。結論から言いますと、3月12日の福島原発第1号炉「水素爆発」と3月14日の第3号炉「核爆発」によって、セシューム137を含む高濃度で大量の放射性物質が 3月13日から3月16日にかけて福島から関東全域を含む広範囲な地域に降り注いだ というこ とです。
 このシミュレーション映像は下記のURLで見れますのでぜひご覧ください。
「Japon : le "panache" radioactif en images 」
http://www.youtube.com/watch?v=qHbQZQygrag&feature=player_embedded

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。小出氏は、こんな極端な言い方までして、日本人に恐怖感を煽る発言している。この発言が、これから半年後、一体どういうことになるかを私は厳しく注視する。そして小出氏らと論争をしようと思う。その頃にはいろいろの事実が判明しているだろう。
最悪時だった3月15日に、東京で観測された放射性物質の全量は、最大で0.1マイクロシーベルト毎時であった。0.08マイクロシーベルト毎時とする機関もある。この数値は文科省でも他の測定所でも同じだ。

 
小出氏は、「 ヨウ素131は東 京での通常値は0.04マイクロシーベルト/h位ですので、3月15日の数値 11.2マイクロシーベルト/h は通常の280倍という異常に高い数値だ」と発言している。「放射性ヨウ素131だけで、11.2マイクロシーベルト毎時も東京にまでやって来た」という、彼自身の測定結果の真偽がそのうち公開の場で詰問されることになるだろう。この小出発表は、原子力物理学や、放射線医学の専門家たちの間で論文として通用するものなのかを、以後、私はじっと見守る。

小出氏は、「3号機で核爆発 が起きていた」とか、「1号機は、炉心を空焚きしてメルトダウンを起こしている」と今頃になって言い出している。確かにメルトダウンのほんの初期の段階である炉心から圧力容器の底にまでは燃料棒が一部、こぼれ落ちたりはしているだろう。しかし鋼鉄製の頑丈な格納容器(コンテイナー)を溶かしてそれを突き破るようなメルトダウンは起きていない。ほとんどの放射性物質は容器内に封じ込められている。漏れた放射性物質の全量は、だからスリーマイル島事件と同じぐらいの「総量で50テラベクレルぐらい」だっただろうと私は考えている。今の小出氏の講演での絶叫スタイルは、民衆への不用意な扇動である。もっと落ち着きなさい、と窘(たしな)められるべきだ。

<転載終わり>

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  『小出氏は講演の中で、3月15日の午前11時54分から12時54 分の一時間に、自分で東京の空気を採取してその中の放射性物質の種類と量を測定した。その結果を以下の様に発表しました。この測定によると、3月15日の昼ごろ採取した東京の空気中には、7つの放射性物 質があり合計の数値は17.1マイクロシーベルト/hという高い数値だった。』
 

 小出氏といえば、今回の福島原発事故で有名になった方で、「阿修羅」などでは真実を言う唯一の人という形で、一種のヒーローのようになっています。

・阿修羅

 副島氏も小出氏の30年に及ぶ反原発の研究と姿勢は高く評価していましたが、上記の小出氏独自の放射能計測方法は、間違っているのではないかと副島氏は言われています。つまり、東京の空気中には要素、セシウムをはじめ7種類の放射性物質があるとのことです。そしてその7種類の放射性物質を合算した数値が17.1マイクロシーベルトだというわけです。ただ、ガイガーカウンターには、0.1マイクロシーベルトと表示されているので、実際には0.1マイクロシーベルトが正しい数値ということになります。一つ一つの放射性物質の量を合計する計測方法は、ガイガーカウンターの計測数値の170倍になってしまっているのです。私もガイガーカウンターで東京や赤城農園の放射能を何度も計測しましたが、東京はだいたい0.09~0.15マイクロシーベルトでした。赤城はそれより少し少ない数値でした。

 私がガイガーカウンターで計測した東京三多摩の放射能の数値は、だいたい0.12マイクロシーベルトでした。高島ヤスさんが計測しても同じような数値だったと言われています。個人がガイガーカウンターで計測した結果を載せているサイトを見ても、だいたい0.1~0.2マイクロシーベルトですので、小出氏が言われている17.1マイクロシーベルトとは、明らかに違っています。

・個人の放射能測定結果

 4月11日、12日に福島に行き、いろいろな地点を測定しましたが、福島市内でも1.0マイクロシーベルトでしたし、一番高かった浪江町でも6.75マイクロシーベルトでした。小出氏が言う17.1マイクロシーベルトという数値は原発に100メートルくらい近づかないと計測できない数値だと思います。これは、実際に福島中を測ってみたので、よく分かります。原発から半径20Km以外の福島にすら小出氏が言われている17.1マイクロシーベルトの場所はありません。原発のすぐ近くにしかあり得ません。

 このように見てきますと、小出氏の言われている17.1マイクロシーベルトという計測結果は、正しい計測方法から導かれた数値であるかどうかが、今後の焦点になってくると思います。副島氏は、小出氏と公開討論会をやりたいと言われていますので、是非やってもらいたいと思います。

 私たち一般の国民は、現在二つの論調のはざ間に居ます。小出氏や小林朝夫さんのような、福島原発事故はチェルノブイリを超えた大事故であり、100km圏内の人はすぐに避難すべきだという考えと、副島氏や稲教授のように、既に最悪の危機は乗り切ったし、20km圏内も安全だという考えです。そして、その中間くらいが武田教授です。ですので、武田教授の意見を支持する人もかなり多くいます。ただ、私たちが知りたいのは、真実なのです。しかしながら、今回の福島原発事故はチェルノブイリのように一気に高濃度の放射性物質が飛び散ったのではなく、じわじわと毎日やや多めの放射性物質にさらされているため、前例がないのです。チェルノブイリの事故も大いに参考にはなるのですが、一気に汚染されたのと、じわじわ汚染されるのでは、結果が違ってくるそうです。

 低濃度の放射性物質に毎日汚染されてもガンになるという意見もありますし、全然平気だという意見もあります。稲教授のユーチューブの講演を見ますと、チェルノブイリや広島・長崎のような原爆に被爆するように一気に高濃度の放射性物質に汚染されない限り、人間には何の影響もなく、ラドン温泉やラジウム温泉に入るのと同じでかえって健康になるという意見もあります。福島の野菜を毎日どんどん食べなさいと言われています。

 原子力の専門家が相反する意見を言われるので、私たち一般国民は、どちらを信じていいのか分からないのが現実ではないでしょうか。ここで、いつも中矢代表が言われているように、自分で考えて決めてくださいということです。当たり前のことですね。だた、誰かに頼りたいというのも人情というものですし、考えるための基礎知識も必要ですので、小出氏はこう言ってる、武田氏はこうだ、稲氏はこうだといろいろと人の意見を読むわけです。あるいは、どうにでもなれと開き直るかです。もうめんどくさいという人もいますし、関係ないというひともいます。小出氏の意見が正しいのであれば、福島に今住んでいる方は、生き殺しのようなもんです。特に子供たちはすぐに守らなければなりません。副島氏の意見が正しいのであれば、半径20kmで強制的に退去させられた福島県民は国からの暴力の被害者ということになりますし、私たち東京に住んでいる人は、気の小さい怖がりやの心配性ということになります。そして東北・関東以外の人には、関係ない事と映る場合もあるのかも知れません。

 私は実際に福島に行き、各地をガイガーカウンターで測ってみて、東電が発表している計測値が正しいことが分かりました。東電のことだから、きっとウソをついているに違いないと思っていましたが、実際測ってみると、発表している数値と同じなので、びっくりしました。東電の発表の10倍くらいの高い数値が出ると予測していたのですが、実際は田村市の0.3マイクロシーベルトや最高の浪江町の6.75マイクロシーベルトとガイガーカウンターには表示されました。本当にびっくりしました。(東電はもっと重大な真実を隠していると思います) 原発事故はまだ結果が出ていません。5年後、10年後に結果が出ます。役者の山本太郎さんは必死で福島から疎開するよう訴えています。反対に、副島氏は6月5日、6日に福島事務所の事務所開きの会を催すそうです。学問道場の会員が大勢福島に集まります。

 長々と書いてきましたが、私はまだ結論が出せていません。人情としては、福島でひふみ農園を始めて、そこに住みたいと思っています。実際には205万人の福島県民が、いいも悪いもなく地元に住んでいるわけです。チェルノブイリよりひどい死の町だから、すぐに逃げてくれとは言えません。205万人が逃げるところはどこにもありませんから。北海道で4000人の疎開者を受け入れる親切な町もありますから、あまりに不安だと思う方は、疎開してもいいのではないでしょうか。それと、広島や長崎はどうやって復活したのかということも、今後勉強していきたいと思います。きっと地元の人しか判らない、厳しい面と、案外心配ご無用なことがあるのかも知れません。船井幸雄.comにあるEM菌や微量ミネラル、玄米、海草、味噌、ゼオライトなどももっと勉強して、福島の方たちがこの災難を乗り切っていけるために少しでも力になれればと思う次第です。よいアイディアをお持ちの方は、是非教えてください。お願いいたします。

 

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