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3月14日の福島第一原発3号炉の爆発は「水素爆発」ではなく「核爆発」!

2011年05月09日 09時33分16秒 | 政治・社会
上記の写真の左は福島第1原発第1原子炉が3月12日午後3時36分に爆発した瞬間の画像です。右の写真は福島第1原発第3原子炉が3月14日午前11時1分に爆発した瞬間の画像です。

左と右の爆発画像を比較すると同じ「水素爆発」だとは到底思えません。右の第3原子炉の爆発は強さも規模も比較にならないほど強烈な爆発なのです。

政府(菅政権、原子力安全員会、経産省原子力安全・保安院)と東電と大手マスコミは3月14日の福島第一原発3号炉の爆発は「水素爆発」だったと説明していますが、

建物内のプールに保管されていた使用済みMOX燃料(ウランとプロトニュームの混合核燃料)が冷却装置の停止で高温化してメルトダウンして再臨界が始まり、

ついには「核爆発」を起こしていた可能性が大です。

記事の冒頭にアップしまた表は3号炉が爆発した翌日3月15日に福島県内9市町村で測定された放射線量を示しています。

一番突出しているのが青線で書かれている原発から北西40kmの飯館村での測定値で45マイクロシーベルト/hとなっています。

原発発生以前の全国の平均的な放射線量は0.05マイクロシーベルト/hですので、実に900倍の放射線が飯館村に降り注いだわけです。

これは1号炉、2号炉、4号炉の水素爆発の後の周辺地区で測定された放射線量とは比べ物にならないほどの高い放射線量ですので、3号炉爆発は「水素爆発」ではなく

「核爆発」であった可能性が高いのです。

「核爆発」の可能性を示す二つのYoutube映像を以下に張り付けますのでぜひご覧ください。

①の映像は福島原発1号炉と3号炉の爆発の比較映像です。3号炉は爆発の瞬間「水素爆発」では見られない大きな火柱が立ち猛烈な勢いで黒煙が数百メーター垂直に吹き上がりるのが見えます。

また空中にがれきが吹き飛ばされ司法に落下するのが見えます。

日本では原発から30km離れた遠方から望遠で撮影したNHKの3号炉爆発の映像しか流されていませんので、3号炉の爆発と1号炉、2号炉、4号機の爆発との違いが

よくわからないまま3号炉も「水素爆発」したのだと思い込まされてきたのです。



②の映像は、ロシアの24時間英語放送TVの「RT」TVがチェルノビル原発事故25周年特集番組の中で、欧州放射線対策委員会科学担当幹事のクリストファー・バズビー教授(ロンドン)

にインタビューしたライブ映像です。

バズビー教授は以下のような証言をしています。

①福島原発第3炉の爆発は爆発の規模と同位元素が見つかったことを考えると「水素爆発」ではなく「核爆発」とかんがえられる。

②福島原発事故はチェルノブイリ原発事故よりも被災者人口が多く事態は深刻で悪化している。

③チェルノブイリ原発事故も「核爆発」だったがソビエト政府のほうが事態をうまくコントロールできていた。日本政府は事態をコントロールで来ていない。

④日本政府や東電は「核爆発」を「水素爆発」を嘘を言っている。核産業が二枚舌でうそをつくのはあり得る。

⑤日本政府は住民避難をのんびり行っている。避難地区は60-70kmに広げるべきである。70km以内の放射線積載量はチェルノブイリ原発事故より多いだろう。

⑥チェルノブイリ原発事故でのがん死亡者数は100-140万人と予想されているが福島原発事故では同じくらい人ががんで死亡するだろう。

⑦日本政府が9か月で収束させるという工程表を発表したが核分裂が続いている状態では実現はできないだろう。

⑧日本政府は原子炉を膜で覆う方法を考えているが核分裂している状態で膜で覆えば放射能は地下に向かい地下水を汚染する。

「バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい深刻 それ以上の人口が被爆」



(終わり)



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