日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「3号機原子炉爆発:起きないよう神に祈るしか手がない!」 新ベンチャー革命

2011-05-11 06:08:56 | 日月神示の実践

<新ベンチャー革命より記事転載>

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3号機原子炉爆発:起きないよう神に祈るしか手がない! 

 
1.非常に危うい状態で冷却作業が続けられている福島原発事故機 
 
 東電福島第一原発のうちMOX燃料の入っている3号機のRPV(原子炉圧力容器)の温度が急上昇中です。ネット情報によれば、201158日の午前1時過ぎ、3号機から黒煙が上がっているのをTBSJNNライブカメラがとらえたようです。 
 
 東電HP3号機RPV温度は、5月頭に100Cだったものが、59日早朝には200~300Cまで急上昇しています。 
 
 59日現在、3号機の原子炉内水位はマイナス2100㎜で、燃料棒露出度は35.8%です(注1) 
 
 1号機から3号機は程度の差こそあれ、すべて燃料棒が3割前後露出して完全水没していないのです。 
 
 燃料棒の崩壊熱の発熱量が大きすぎて、冷却水注入量を増やそうとすると容器内にてたちまち蒸気が発生し、圧力容器内の内圧が高くなって、冷却水の注水が十分にできないのです。そこで、容器内の蒸気圧を安全値に維持しながら冷却水を注入にすると今度は、容器内の水位を高めることができず、燃料棒の3割が露出してしまうわけです。 
 
 さらに、容器および配管系にクラックが入っており、冷却水はリークしている可能性が高いわけです。そのリーク水は発電機建屋内などに流れて高濃度汚染水として溜まっています。何という情けない状態でしょうか。 
 
 このように非常に危うい状態で燃料棒の冷却が続けられています。人間に例えれば、下血が止まらない状態で無限に輸血を続けて生かされた危篤状態です。
 
2.壊れた原子炉は猛毒のウィルスを発散させる危篤状態の人間と同じ
 
 破局事故を起こした原子炉ほど始末に負えない代物は他に例がないでしょう。まさに危篤状態の人間と同じで、輸血のみで生きながらえる瀕死の人間です。
 
 一瞬でも、輸血(=燃料棒冷却)を止められないわけです。下血を止める手術をしようにも、猛毒のウィルスに侵されており、医者がその患者に近づけないので、手術もできないのです。
 
 このような状態を何年も続けなければならないとは、気が遠くなりそうです。
 
 筆者もプラント・エンジニアのはしくれだったのですが、原子炉ほど厄介極まりないプラントは他にないと思います。
 
 あえて、言えば、毒ガス兵器製造工場プラントくらいでしょうか。筆者の所属した米国シンクタンク・SRIインターナショナルは、米国防総省の依頼で、軍事用毒ガスの解毒剤の開発を行っていましたが、壊れた原子炉の出す放射能は解毒剤で分解することはできません。ホウ酸は核燃料から出る中性子を吸収して核分裂反応を抑制できるそうですが、崩壊熱発生の抑制には効果がないようです、やれやれ。
 
3.3号機のRPV温度が上昇しているのは炉内が不安定な証拠
 
 3号機のRPVの鋼板(16cm)の温度上昇は非常に不気味です。燃料棒の露出部分が溶解して容器の底に溜まっているのではないかと言われています。
 
RPV内圧が高くないのに、容器鋼板が大気圧水蒸気温度100C以上の高温なのは、高熱媒体からの伝導熱と思われますので、RPVの底に高熱の溶解燃料が溜まっているという推測は当たっているでしょう。
 
 3号機の挙動が1号機、2号機と異なるのは、3号機がMOX燃料であるということに起因している可能性が大です。3号機が、ウラン燃料と交換された新しいMOX燃料で運転開始されたのは201010月ですから、3号機のMOX燃料が十分長い間、使用されているとは言えません。3号機における、まだ新しい状態のMOX燃料の崩壊熱は1号機、2号機のウラン燃料の崩壊熱に比べてどうなのか、筆者にはわかりません。
 
 ネット情報によれば、同じ燃焼条件だとウランに比べて、MOXの方が崩壊熱は高くなるようです。
 
4.3号機にMOX燃料が使われていることを国民多数は知らないはず
 
 3.11大震災以来、マスコミは福島原発事故のニュースを流し続けていますが、3号機のみは最近、MOX燃料に交換されたことや、それに強く反対していた佐藤栄佐久・前福島県知事を、東京地検特捜部を使って、冤罪逮捕して失脚させた事実もまったく国民には伝わっていません。
 
 3号機の使用済み核燃料プールに貯蔵されていたウラン燃料は201010月に取り出されたばかりで、他号機の使用済み燃料に比べて、炉内で完全に冷え切っていなかった状態で取り出されてプールに無造作に入れられていた可能性もあって、314日の3号機建屋の爆発力も半端ではなかったと思われます。
 
 MOX燃料使用に強く反対していた前・福島県知事を冤罪で失脚させたので、そのスキを突いて、ここぞとばかり強引に3号機にドタバタとMOX燃料を入れたことが、3号機の危険性をことさら高めている気がします。
 
 強引なことをした東電の自業自得ですが、その結果、起こる危険の規模は首都圏を含む東日本の国民全体の命を脅かすものです。
 
5.3号機が爆発しないことを神に祈るしかない
 314日、当該3号機は核燃プールから発生した水素によって起きた水素爆発にて誘起されたとみなせる核爆発に近い大爆発を起こしています。 
 
 それと類似の現象が今度は原子炉内で起きる危険があるわけです。 
 
 われわれ国民は、もはやなすすべがありません。あとは、原子炉内水蒸気爆発が起きないことを神に祈るしかありません。
 
 少なくとも、地震大国日本で、こんなものつくってはいけないとよくわかりました。
 
<転載終わり>
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 3号機の温度は200度を超えたようですね。なかなか安定しません。写真で見ると今までに何度も爆発したので、建屋がボロボロになってます。概観からのイメージではほとんど壊れているので、核爆発しないのが不思議に感じてしまいます。
 
 あれだけ見るも無残に破壊された建屋を見ていると、神に祈るしか手がないというのも頷けます。もうボロボロですね。私は原発がここまで厄介なものだとは知りませんでした。多少危険かも知れないが、大事故にはならないだろうという安易な考えだったことを今さらながら反省しています。
 ただ、船井幸雄.comでは、EM菌が放射能をエサにしてドンドン繁殖していくとありました。どうも放射能問題は菌が解決の糸口を握っているのかも知れません。もう少し調べたいと思います。
 
 
 
 
  
コメント (1)
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