模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

キジも鳴かずば

2019年05月24日 | 田舎の生活

夕方、犬の散歩に行ったヨメさんがすぐに戻ってきて、U字溝の中に鳥がいると言います。
昨日もいたけど、今もまだいて元気だと。
茶色いヒヨコが、U字溝から出られずに走り回っていると。

昨夜その話を聞いたときは、夜のうちにタヌキかキツネに喰われるだろうと思っていました。
まだ生き延びているとすると幸運なやつなので、親無しでも生きていけるかも、と考え直してビールをひと口飲み、救助に出発です。
ンダーバーズ アー ゴーです。

春は鳥の繁殖の時期なので、ヒナを拾うのはいつもこの時期です。
何のヒナだろうと考えてみました。
巣立ち後のヒナであれば飛べるはずです。U字溝からの脱出は簡単です。
巣立ち前に巣を襲われたり、巣から落ちたりしたヒナであれば、そんなに走れません。
だとすると、孵化したとたんに自分で歩いてエサを取るタイプの鳥のヒナです。
分かりやすい例としては、ニワトリのヒヨコですね。コジュケイやヤマドリ。
ヤマガラとかだったら、また飼いたいな、でも9割方あのヒナだろうなと考えながら向かいました。

タモ網を持ってヨメについて行くと、ガサガサという音と、ピーピーという鳴き声が別のところから聞こえます。

2羽いると状況判断し、上流の子から網をセットして、ヨメに追い立てさせました。
1羽目は躊躇せずに網に駆け込んで、呆気なくゲット。
ニワトリのヒナより小ぶりです。
キジだと確信しました。

我が家のあたりをちょうど境界に、上のエリアと下のエリアに別の雄が縄張りを持っています。
半径100m位の狭い縄張りです。
こいつらは、下のエリアにいたので、その雄の子供たちでしょう。

2羽目は網の前で急ブレーキして、Uターンし逃げました。少し賢い。
数年ぶりの夫婦の共同作業。
数往復後に、追い込んでゲット。


U字溝脇の大麦畑に放しました。
放した後も親を呼んでました。親がすぐに駆けつけて助かるといいな。
でも鳴いたらダメだなあ。
親より前にタヌキなどにばれたらアウトだし、この大きさならカラスでも呑めるでしょう。

幸運を祈るぞ!

コメント (2)
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