5/4も4時から99艦爆の作業開始。
昨夜、今作っているのと同じ江草隊長機のマーキングで、5年前にクラキンさんがフジミキットを作られたことを知った。
あらためて読み返してみると、主脚スパッツの赤色マークまでデカールではなく、塗装されているではないか。
今回、黄帯や青帯まで塗装にしたのに、スパッツはデカールにしーよっぺ!(ここらの方言:しましょう)と考えていた自分が恥ずかしい・・・
というわけで、クラキンさんリスペクトで、朝からデカールの予定がマスキングに変更となった。
目安になるモールドが無くて位置決めに苦労した。
デカールだったら移動&微調整で破いてたかもね。
犬が騒ぎ出す6時まで、2時間も掛かったよ。
広範囲にミストが飛ぶからこんな小さな部分塗装でも、大袈裟なマスキングになる。
テープがもったいないから、メモ紙を総動員。
ラップでもいいけどホコリを寄せそうな気がする。
吹くのはあっという間。1ccだから。
I'm not in love は10ccね。
成功。
やっぱり塗装にしてよかった!と失敗しなければそう思う。
エンジンはロッドを黒を加えた。
31は指定のデカールだが、これも位置の目安が無くて、いじっているうちに片方破れて失敗。
向かって左は、3と1の2枚で構成。
予備が入っててよかった。この辺はさすが国産品。
ここのところ五月晴れで、湿度が40%ほどしかなく、すぐにデカール保護のクリアを吹けた。
今回、試したかったのはこれ。
クレオスのウエザリングカラー(以下WC)のフィルターリキッド。
左から、濃緑色へのグリーン。
2本目は明灰白色へブルー。
真ん中は赤い尾翼に黄土色っぽいブラウン。これはフィルター用じゃない。
次はカウリングにバイオレット。
右端はスパッツに、彩度なしのグレー。これもフィルター用じゃない。
先に動翼の凹線のみエナメル黒でスミ入れ。
WCの溶剤では、エナメルは落ちないので。
手順を逆にすると、WCが落ちてしまう。
まず、グリーン。
これはタイフーンのダークグリーンで、すでに試してたので想像通り。
濃緑色の彩度を下げて、明度を上げる効果。
明るいうちに屋外で撮影したかったので、ざっと拭き取っただけで微調整はまだ。
自然光で撮ると、調子がわかりやすいからね。
前後方向へ拭いた、目もわかる。
話は変わるが、翼の下に写ったウッドデッキはもう4年目。
イタウバというハードウッドを無塗装で使った。
退色はしているが、腐る気配はまったくない。
明灰白色への2色は、こんなに差が出た。
翼下面のブルーは、このために調色したのかと思うほどぴったり。
明灰白色の下に吹いたプリシェイドが効いている箇所と、上からのブルーの差がわからないほど、まったく違和感無し。
一方、スパッツへのグレーは、脚の付け根に少し拭き残しが見える明灰白色より暗い色。
モンザレッドの彩度を落とし、明灰白色の部分はくっきりさせる印象。
軽いスミ入れ効果もある。
翼下面とスパッツは、元は同じ色だったが、フィルターでここまで印象が変わる。
黄帯から後ろは、濃緑色もモンザレッドにも、全部ブラウンでウオッシング。
モンザレッドが、さらに朱に近づいた以外はあまり変化がない。
少しスミ入れ効果はあるかな。
次はカタパルトに使って大失敗だった、バイオレット。
一番楽しみにしていたが、結構好いんじゃない。
凹ラインに薄っすらパープルヘイズを感じます。
グレーに使うとおかしいが、黒に近い色なら面白い退色感になりました。
使えるね。
今日は全部単色で効果を確認しましたが、バイオレットとグレーとか2色以上を重ね塗りすれば、色々と楽しめそうです。
まだイエローもあるし、気に入らなければ、完全に拭き取ればいいので、もう少し遊ぼうと思います。
ありがとうございます。
ところでWCの使い方を初めて知りました。
今までは黒とブラウンだけで墨入れやウォシングをしていましたが、他の色はこういう使い方をするんですね。
それぞれ効果が違うということも判りました。
目から鱗、凄く参考になりました。
私も他の色を揃えて色々試してみたいと思います。
主脚スパッツの31の数字はフジミのキットには付いていなかったので私の九九はここには何も書いていません。
今からでも手書きで書き加えようかな・・・。
実は予備の3は一個目失敗して、最後の一個で何とか見られるものになりました。
もし2個目も失敗してたら、両側無しで知らんぷりしてますね。
それとWCはあくまで自己流です。
AFVの雑誌で、油絵具のフィルターに近いと書いてあったので、試しに飛行機でやってみました。
かなり薄めないと、結構彩度が強いので、自己責任で(笑)お願いします。