模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

微速前進のボート

2019年01月06日 | The boat S-43

正月休みはあっという間に終わり、1日出勤してまたお休みです。
AFVの仕掛品2つを年末から年始に掛けて済ませたので、またお手付きに戻ります。

簡易インジェクションの飛行艇をチマチマ進めました。

簡イで手がかかるのに、モーターライズにするので、インストにない工作が余計に増えて、なかなか楽しめます。
午前中はモーターに電線を半田付けし、予め翼の中に仕込んだ導線と結線して、エンジンを主翼に接着しました。

午後からはカーテンです。
エデュアルドが写真集を同梱してくれてるので、インストではわからないところが、実物写真を見て理解できて助かります。

うしろから窓3つ目までは、内側にガラスの保護棒が見えるので、カーゴスペースだとわかります。
この保護棒は、エッチングパーツが用意されています。
なので客室はそれより前なので、カーテンも客室のみに写っています。

カーテンの中央に巻く紐はなんて言うのか調べたら、タッセルというのですね。
そのタッセルの色がカーテン本体の色と、随分コントラストがついて差があります。
薄い紙を探したら、アルミ箔の間に挟まっているのを見つけました。
それにサフ吹いてから、薄緑の色を重ねました。

水性を吹いたら乾かなかったので、切り出しと張り付けは日曜日です。
タッセルは何で作ろうか。良い色の紙テープがあれば簡単ですが。

一方、簡イらしいのは、こういうところ。

主翼の支柱ですが、もともとは何もないところにイモ付けという設計です。
でも、モールドの表面に薄く目印を付けてくれています。
車輪の収まる凹みに、左側の2つは消えかけてますが、4つ小さなボッチが見えます。
このボッチの位置に主脚をイモ付けしろ、という目印です。
成型で穴をあけるためには、金型を凸にしなければならないので手間が掛かりますが、ボッチは金型をドリルで軽くさらうだけなので安価なのでしょう。
だから昔の凸モールドは簡単でも、スジボリを成型する金型は結構大変だと思いますねえ。
金型の表面に、細い凸線を縦横に付けるのですから。
放電加工で浮き彫りにするのか、溝を掘ってから線材を埋め込むのか。


そのボッチの位置が、かなり正確なのです。

簡イのハンデはあっても、こういうところに作り手の志の高さが感じられて、モチベーションが維持できます。
そのボッチの中心にニードルで印をつけ、0.8mmドリルで孔をあけ、エバグリの0.75を挿すとダボの出来上がり。
支柱側にも穴を明けます。支柱の端面にも薄くボッチを付けた跡がありました。
このボッチに気づく前に、金型の荒れだと思って削っちゃったのもありそうです。

橙丸はナセルの同じくダボホゾ加工。
緑丸はもともとあった主翼と胴体のダボホゾ。
赤丸はダボホゾが1個では不安だったので、追加した2mm棒。

こんな作業が続くので手間が掛かりますが、だんだん愛情が湧いてきました。
エッチングパーツはこんな感じ。

計器盤は着色済の、2枚貼り合せ構成。
これを青丸の凸凹モールドを削って貼りなさいというが、それならプラ板切り出しの方が、平面度もあるし絶対に楽。
黄丸はカーゴルームの保護棒。保護棒の数もご丁寧に作り分けてある。
赤丸の操作パネルはコクピットの天井に貼り付ける指示。ご丁寧に操作レバーも別パーツで付いてます。
絶対見えないし、クリアパーツの内側に貼るなんてリスキーなので、そこまでお付き合いはしません。
シートベルトも見えないので、他キット用に温存。ジャンクBox行き。

今回のデタラメ工作での失敗は、電池をCR2032にしたこと。
3Vなので良いかと思ったけど、どうも電流が少なくてモーター2個は無理なようです。
最初テストした時は、結線が外れたかと思ったほど。

試しに単三電池を繋いだらものすごい勢いで回りました。
その電池は使い古しの、1.3V位の死に掛けでしたが十分だったので、1.5Vでいけそうです。

なので、搭載電池をSR44の1個使用に替えます。
ホルダーを、小さなSR44のサイズまで狭めます。

スペック表を見るとCR2032は0.2mAで、SR44は1.4Vで10mA。
CR2032は負荷の軽い電子回路などに、微弱な電流を長い時間流す用途に適しているようで、モーターを回すなんて使い方が間違っていたようです。
でも、SR44高いんだよねえ。

カーテンの前に、他の部品も仮組みで確認して、ダボホゾを先に工作したおいた方が後々良さそうです。


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2 コメント

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大変そう・・・ (クラキン)
2019-01-06 12:36:14
窓ガラスの仕上げが終ったら、次はカーテンに保護棒ですか・・・大変そうですね。
でも、この手間暇がキット素晴らしい出来栄えに繋がること間違いないでしょう。
計器盤はプラ板置き換えが正解だと思います。
着色済みの計器盤は楽だし見栄えもいいです。
モーターは多分マイクロモーターを使われていると思いますが、1.5Vで十分ですね。
私はサンダーボルトで電飾・電動した時はLEDに合わせて3V電源(単三2本)にしましたが、モーターには電圧が高すぎるので、モーター直前に抵抗を入れて落としました。
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Re:大変そう・・・ (hisota)
2019-01-06 13:48:53
クラキンさん、毎度です!
面倒でも、高度な技術はいらないので、手を動かしていればなんとかなりそうです。昔のキットのように、型ズレがひどかったり、目立つところにイジェクトピンが有るより、何もなくてかえって楽な気が。
モーターにとっては無負荷みたいなもんですから、1.5Vで十分だとあとから思いました。
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