3月の第4週にひとり旅をしましたが、その翌週は家族全員(義母も飼い犬も。5人と1匹)で旅行しました。
ひとり旅は鉄道で一番西は鳥取県米子まででしたが、家族旅行は車で西端は広島県廿日市でした。
ひとり旅ではもう1泊延ばして、出雲まで行って木次線にも乗りたかったのですが、翌週の家族旅行とカブるので止めたのでした。
一応メインは安芸の厳島神社と出雲の大社です。
3泊4日の行程ですが、東海地方から車で行くと、初日と最終日はどうしても移動日になってしまいます。
鉄道の移動日は車窓を楽しめますが、高速道路の風景はもう少しなんとかならないものでしょうか。
3/30(木)朝6時に出発。
ドッグランのある滋賀県の多賀SAで朝食。
近江ちゃんぽんというご当地メニューがあったのでそれと肉そばに。
ちゃんぽんは具に蒲鉾が無ければ、関東でいうタンメンのようです。
家族で行くと数種類のメニューを試せるので、こういうところは一人より良いかも。
次の休憩もドッグランのある宝塚北SA。
昼には岡山まで来たので、昼食は高速を降りて食べることに。
函館市場という、レーンが回っていない回転ずし。
美味しかったです。普通の回転ずしより高いですから。
岡山からは国道2号をのんびりと、と考えていましたが、土地勘がないとはこういうことなんですね。
走り出して調べたら広島まで180kmもあって、明るいうちには着きそうにないことがわかったので、笠岡近くでまた高速に乗りました。
その甲斐もあって明るいうちに廿日市市の一棟貸しのお宿に到着。
地御前漁港のそばの海に面した住宅街にあります。
牡蛎で有名な漁港みたいで、近所に牡蛎小屋や牡蛎剥きの作業場などが何軒もありました。
キッチン付きですが、近所の居酒屋で夕食にしました。
3/31(金)散策しながら買い食いするつもりなので、朝食はコンビニおにぎりとサンドイッチで軽く済ませ、車で10分ほどで宮島口へ。
フェリーで宮島に渡ります。船は犬連れOKです。犬は無料。
今回、中国地方はどこも桜が満開で、人生でもっとも多くの桜を見た旅行になりました。
全国旅行支援と世界遺産登録の相乗効果でしょうか、平日なのに原宿竹下通り並みに混雑していました。
拝観料をケチって、ではなく行列で混んでいたので犬連れでは周りに迷惑と思い、神社の外周をぐるっと歩いて散策しました。
高校の修学旅行は宮島の島内で宿泊したように覚えていますが、どこだかまったくわかりませんでした。
干潮がお昼だったので、かなり潮が引いてきました。
中央の桟橋のところが撮影スポットのようで、行列になってます。
長袖のTシャツ1枚で丁度良い位の気温で、いくらでも歩ける感じ。
以前飼っていた雑種犬は脚が濡れるのさえ嫌いましたが、この犬は雨が降っても気に掛けず、水に飛び込むことも嫌がりません。
濡れる程度の細かいことに頓着しないような性質の血を選別して、使役犬として使い易い犬種を作ったんだと想像しています。
犬さえ道具としてとらえる西洋人の合理性ではないかと。
あなごめしという、うな重のような料理が名物のようですが、店の前は大行列でしかも¥2200と良いお値段なので、本土に戻ってから昼食にしました。
最寄りの蕎麦屋を検索して、車で10分ほど西の大野中央にある、達磨というお店にしました。
歩きながら焼牡蠣やカレーパンなどを食べて、おなかが減っていなかったので軽く。
3月いっぱいでおしまいという貼り紙を見て、この季節限定の牡蛎蕎麦にしました。
蒸してもこんなに大きいのはなかなかうれしい。
この日の宿は、安かった昨夜の一棟貸しの宿が連泊で取れなかったので、同じ市内にある宮浜温泉というところのやや値の張るホテルにしました。
旧館(?)を犬連れOKにしている、リゾートホテルです。
宮島って大きいんですね。長手は10Km位ありそうです。
ホテル新館の9階にある展望露天風呂からも、海を隔てて近くに宮島が見えました。
4/1(土) 朝食バイキングで満腹になって、8時に出発しました。
大野ICから高速に乗り、中国道から松江道を経てお昼に出雲市に到着。
途中、木次あたりの盆地で川沿い両岸に満開の桜の列がどこまでも続き、それを山から下りてくる高速から俯瞰したら壮観で感動しました。
あとで調べてみると、三刀屋川河川敷といって桜の名所のようです。
前の週に鉄道旅で木次線を通っていたとしても気づかなかったでしょうね。
車で通っても写真を撮れないので残念です。
出雲大社の駐車場に入るのに20分ほど掛かったでしょうか。
それでも厳島神社に比べると土曜日にもかかわらず、人はそれほど多くなくてゆっくり散策できました。
昼食時で丁度食事をされているので空いているのかな。
有名観光地なのに、華美ではなく落ち着いた良い雰囲気の、感じの良い神社でした。
大国主大神が助けた因幡の白ウサギにあやかって、ウサギの像がいたるとこに置いてあります。
出雲大社なのになぜウサギは因幡?と思って調べたらやっと意味が解りました。
それと特急やくもは、ラフカディオハーンからの命名かと思っていましたが、調べたら出雲国の枕詞が「八雲立つ」なんですね。
信州の快速みすゞと同じ。教養が浅いなあ。
このウサギは相撲場のそばにあったやつで、まわしを付けています。
自身の干支がウサギなので、兎年の今年に来れたのも何かのご縁かも。
出雲は蕎麦が名物のようですが、大社の周辺の歩いて行ける店はどこも混んでいたので駐車場を出ました。
参道にはIzumoBrewingというクラフトビールが飲める店があります。
ここも前週の旅行で行けるか検討したものの、諦めたビール醸造所のBARです。
ですが、慣れない土地でミニバンの運転は無理、と同行者が運転する気がないので遠くで眺めただけで断念。
通りがかりでテキトーに入ったのはうどん長屋というお店。
頼んだのはごぼう天肉うどんというもの。かなり美味しかったです。
手打ちうどんですが、純粋な讃岐とも違うオリジナリティのあるもの。
この日がお泊り最終日。
犬連れOKの岡山県蒜山高原の貸ロッジです。
ロッジのテラスでバーベキューの準備をしてもらっているので、早めに向かいます。
米子のスーパーで夕食と朝食の食材を調達。
米子からは前の週に伯備線で通った日野川沿いを南下します。
先週は一人旅だったので、車中で先週ここ通ったよねって話せないのが残念。
列車では見えなかった伯耆大山がよく見えました。
大山高原にもクラフトビールの蒸留所があるのですが、駅から遠く先週の鉄道旅では諦めました。
今週は車なので勝手に寄り道しましたが、開店が17時だったのでしかたなくビン入りを購入しました。
先週は桜が咲いていなかった伯耆溝口駅そばの溝口ICから高速道で県境越え。
蒜山高原はこちらから見ると丁度山の裏側です。
各戸にドッグランのついたロッジです。
スーパーや道の駅で買った地元の和牛や蒜山名物ジャージー牛、ジビエの猪肉などをテラスの炭火で焼いて頂きました。
大山Gビールも飲みましたが、樽から注いだものの方が断然うまいはずなので残念でした。
夜はさすがに冷えて、炭の熾火が暖かくありがたいほど。
4/2(日) 蒜山の農協で買った米を炊いて朝食らしい朝食を摂り、月曜日を休養日で有給休暇にしなかったので、早く帰ることに。
それでも昼食は高速のSAではつまらないので、大津ICで降りて目についた「かつくら」というトンカツ屋さんに入りました。
テキトーに知らずに入ったら混んでてしかも高級店。
でも今まで食べた中では一番おいしいカツ重でございました。
天気にも恵まれて、4日間で1400kmほど走りました。あと何回このメンバーで旅行できるのかな、考えてしまいました。
それにしても、85歳になるバアさんがタフで元気でした。
宮島も出雲大社も結構歩いたけど、最終日も車の中で寝ないでしゃべってたもんなあ。
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