先日、墓参りの帰りにオオタカが飛ぶのを見たので、秋分の日にカメラを持って再訪したが、家を出たところでノスリを見た以外は何の収穫もなかった。
収穫はなかったが、雲ひとつない秋晴れで気持ちの良い散歩でした。例年ならよい運動会日和だったろうに。
愛知か福井の浜にキス釣りはどうだと誘われたが、緊急事態宣言下なので自粛しました。
TVを観ると、信州の山に来て遭難しているのは都会の中高年ばかり。
もうワクチンを打ったからとか、山は密じゃないとか理由付けするのだろうが、年寄りが自重できないのに若い連中に人流を抑えろ、と言っても聴くわけないのは自明の理。余命少ない年寄りを遊ばすために、高齢者優先で接種したとでも思っているのか。
朝食後朝イチは、デカールが乾燥したので、750FXのタンクやサイドカバーに段差消しのクリアを厚めに吹いた。
失敗したデカールを請求しようか最後まで悩んだが、歪んだままクリアで封印です。
その次は、シートの質感改善。スポンジヤスリで彫った溝の角という角を甘くした。
艶消しを吹いた後にワックスで鈍いツヤを出す手もあるが、今回はセミグロスブラックを吹いた。
あとはバックルと鋲にシルバーを差すだけ。
セミグロスブラックという色は、ウエットで吹くか乾燥気味に吹くかでツヤの加減が変わるので、精神的に落ち着いていないと失敗しますね、私は。
シルバーとクリアで下地を吹いたエンジンに、エナメル黒を吹いた。セミグロスにしました。
今回はエナメルも水性もラッカーも、タミヤのセミグロスで統一しようと思っています。
エナメルで吹いたのは部分的にシルバーを露呈させるため。
あとでエナメル溶剤で拭き取って、フィンの断面などをシルバーにします。その保護のためにクリア層を挟みました。
バイクや車は基本的に汚しをしないから、エナメルを最終仕上げに使えるので便利ですね。
境界のところはきれいに拭き取れないと思って、マスキングでくっきり塗り分けています。
クランカバーのシルバーは、タミヤラッカーのフラットアルミ。
フラットアルミにクリアを掛けると、やや暗い発色ですがアルミっぽくてお気に入り。
午後からは1回目の缶サフを乾燥させていた、カマロのボディ磨き。
#600と#800のサンペに当て板をして、水研ぎで面を出すようにサフを削りました。
成型の肉厚が薄くて剛性がないので、力を入れ過ぎると割りそうです。
仕上がり確認の2回目のサフは、瓶サフ#1000を3倍に薄めた飛行機用を吹きました。
研磨するうちに鬆でもあるような、最初表面になかったはずの凹みが出てきたりします。
プラで鬆なんて聞かないなあ。アメプラの中国製にしちゃバリが少ないと思ったけど、充填不足気味だからか。
歪もヒケも小さいけど全体に多い。材料のグレードを落としてるのかなあ。
例えばドアの溝の両岸には、土手のように盛り上がりがあります。
そういうところは部分的に#400でフラットに均して、#800で傷消し。
土手を削るのに邪魔だったので、ドアノブは取りました。
ナックルラインを触らないように気を使います。
ここで表面のうねりを消しておかないと、いくら上塗りのクリアを磨いてツヤが出ても、鉄板のソリッド感が出ないと思うので、先を急がずにじっくりやろうと思います。
最新の画像[もっと見る]
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 複葉機が完成したけど 2週間前
- 小物を付けて仕上げ 2週間前
- 小物を付けて仕上げ 2週間前
- 小物を付けて仕上げ 2週間前
角を甘くしたこととセミグロスブラックの艶加減でビニールレザーの質感がリアルに表現されてます。
エンジンの冷却フィン断面のシルバーを出すためにエナメルブラックを使うアイデアもGoodです。
クランクカバーのアルミの質感も良い感じです。
これから徐々に組み上がっていくと思いますが、凄く楽しみです。
シートは何とか計算通りでしたが、エンジンのデキは企画倒れでした。本日会社サボって、一日プラモ三昧でした。素材をちゃんと仕上げておかないと、塗装だけでは上手くいかないという典型的な例ですね。上塗りをきれいに落とすには、面が出てないとダメなんですなぁ。あとでご報告します。