この時期は、毎年家族総出で、
伊那谷に日帰りドライブが恒例でした。(過去形)
しかし受験生の長女は図書館で友人と勉強するというし、
息子も友達と鎮守の秋祭りに行くという。
しょうがないので、予定のない残りのメンバーで出かけます。
犬と嫁との小規模機動部隊なので、軽四で出発です。
犬と嫁は後席に乗り、助手席は荷物置き場だし、
何も話題がないので、一人旅気分を満喫できます。
会話は「何喰う?」「ここ寄る?」のどちらか。
R19で木曾谷を上り、権兵衛峠で伊那谷に抜けるルート。
木曽駒のキノコ祭りはまだ先です。
過去には、おいしい無料のキノコ汁を
何回か頂いたことがあります。
それ以外、木曾谷にはこれといった立ち寄りポイントがないので、
見どころ満載の伊那まで飛ばします。
朝食が早かったので10:30過ぎには腹が減り始め、
最初の休憩が昼食でした。
「何喰う?」
「そば!」とのこと。
木曾谷にも合格点の蕎麦屋は何軒もありますが、
通過時間が早すぎだったので、権兵衛峠の下り坂のお店をチョイス。
以前から、看板の前を通過する度に気になってました。
入っていくまで、こんな渋いお店とは想像してなかった。
子供には上等すぎるでしょ。
11時の開店直前でしたが、入れました。
テーブルは囲炉裏というか、まあ火鉢ですね。
この日は曇っていて涼しいくらい。
犬を車の中で待たせるには都合が良い。
黒い田舎蕎麦です。
薬味に焼き味噌が付いてるところが信州っぽいのかな。
冷たい蕎麦は、基本「ざる」だけしかないので、
海苔はのってません。
嫁は桜海老天つきのかけそば。
大人っぽいねえ。
雑誌などで「大人の・・・」というと、
お金持ちの団塊の世代を指すようだけどね。
自分が就職した年の、新入社員のニックネームは「新人類」だったね。
子供がいないと静かでいいや。
運ばれてきたとき、少ねえ!と思ったけど、十分でございました。
ジジイだとまだ学習できてません。 何が大人だ。
その後、いつものドッグランで犬のストレス解放と食後の休憩。
いつものチョウゲンボウは来なかった。
また、大人の贅沢。
前から気になっていた、飯島の洋菓子屋さんで3時のスイーツ。
イートインスペースがあって、おいしいレギュラーコーヒーが無料。
嫁曰く、「喫茶店のケーキセットを考えれば、ケーキ代だけだから
約半額で超お得」とのこと。
確かに、名古屋ではXメダというコーヒーチェーンが有名だが、
あのコーヒーとケーキまずいもんなあ。高いし。
子供いないから半額で済んだし。
ドライブの主目的である、果物調達は松川で。
リンゴは「シナノドルチェ」と「いわかみ」の規格外品を購入。
今年の果物は早いそうです。
「いわかみ」は初めて買いましたが、サクランボのような酸味があって、
野性的な感じ?木の実って味でした。
梨は「20世紀」がちょうど出始めでしたが、
シーズン終盤の「豊水」の規格外にしました。
稲の向こうの白い花が蕎麦畑。
野菜も沢山買った。
新蕎麦の粉も買ったので、手打ちパスタにしようかな。
大人の休日なのだ。
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