蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

それにしてもなぁ。

2008-02-12 20:42:05 | Hiroya's Note

他チームの人たち(特にさいたま方面の人)がいろいろ言っている通り、
システムの変わったぴあは正直、使いにくい。
まあ、経費削減だ、なんだかんだ言って、システムのフレーム造りを
中国の某IT企業に丸投げしたのがそもそもの間違い。


正直、「伝える」ことに「美しさ」がないのですよ。
日本人、というのはあらゆる局面において「美しさ」を要求することを
知らなかったようだ。
なんか、ただ「何月何日にここではこういう興行があって、
こういう席種でこんな値段、残席はこういう按配です、どうぞ買ってください
(もしくは残念でした)」を
ただ字面にしてだらだらと打った「だけ」で、工夫も何もない。
これが日本人だったら「いかに効率よく、すぱっと見ただけでどれだけの情報量を
目に与えることができるか」を第一に考え、まずは「泣き別れ」がないように
「字切り」に気を配り、表組みの美しさ、文字色、フォント、級数、細字、太字、斜体、
そして空白や記号の効率的かつ効果的な使い方、
ここまで気を配らないといけない。

 

チケットの文面だって、そう。
みんなおんなじ調子だから「どこが大事なところか」がまったく見えない。
というか、大きい級数の文字が、あのシステムにはないらしい。
そういうことで日時、興行の名称、席種、場所、入場ゲート、ドア番号、列、席番の
メリハリがないのは仕方ないのか?
これじゃぁドアの前で検札している人が不憫で不憫でたまらない。
・・・昔は単なるコンピューター文字の配列でもちゃんとデザイン、入力する
  専門の人がいて、ちゃんと求人募集してたんだよな。

 

国際化、国際化言うけれど、「伝える」ということに温度差があるとちとしんどいな。
そんなことを感じた。

 

システム使用料とか、紙発券手数料とかプレオーダーチャージとか
いろんな名目つけて券面以上の金取るのだからかなり工夫しないと
これから「こんなにぼるのなら、コンビニの端末か直接売り場に行くか、
主催者直販を使ったほうがましかな、不景気ですぐにチケットなくなることは
そうめったやたらにあることはない」と手を出さなくなる。
なくなるような興行(特にスポーツ関係)はテレビでやってくれるし。
舞台関係は・・・ここ、難しいところだよな。