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2022年は客観的な予想を心がけます。

有馬記念(GI)回顧

2020-12-29 16:43:00 | 回顧
6.8 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 12.8 - 12.9 - 12.8 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 12.6
62.2-60.7

【馬場】Aコース。今開催は時計掛かる。柔らかく内の馬場が悪い

【展開】1番枠逃げ宣言バビットが好発からハナを主張し、2番手以下がすんなり手綱を抑えてスロー。正面スタンド前でフィエールマンが動いて4番手もペースは上がらない。スローで馬群が密集してタメて馬場を苦にしない切れ味のタイプが台頭。

クロノジェネシスは10キロ増も更なる成長分。課題の発馬も五分。距離も意識して発馬後は無理せず手綱を抑えて後方へ控える。折り合いもバッチリ。スローで馬群が密集して前まで10馬身圏内。向正面残り5ハロンから馬なり進出。三分三厘も馬なりで先頭集団へ。直線も粘り強く伸びて解消。鞍上は慌てず折り合いに専念したのが功を奏した。時計の掛かる右回りの中距離戦は無敵。

サラキアは馬場を苦にしない回転の速いフットワークと一瞬の切れ味はNO.1。好発を切るも手綱をがっちり抑えて離れた後方へ控える。少しでも気を許すとガツンと掛かりそうな手応え。北村友騎手が教えた成果。他馬が残り5ハロンから仕掛ける中でグッと我慢。3角から大外を通って進出開始。直線は大外から豪快に追い込む。馬場を苦にしない回転の速いフットワークでグングン伸びた。

フィエールマンは発馬で行き脚がつかないのは昨年同様。だが、ルメールは落ち着いて3角からソロりと乗って折り合いはバッチリ。昨年はここで手綱を押して掛かった。正面スタンド前で外を通って4番手までポジションアップ。向こう正面残り5ハロンからスパート開始して2番手までポジションアップ。だが、小回り向きではないのでコーナーワークはズブい。手応えに余裕がないので直線は馬場の悪い内を通らざる得ない。その分、牝馬2頭に切れ味で負けた。緩い馬場、小回り適性、一瞬の決め手で負けた。

ラッキーライラックは発馬で躓いたが、行き脚よく先団を伺う勢い。3,4角で手綱をがっちり抑えて中団へ控える。正面スタンド前で前に壁を置いて折り合う。それでも直線はジリ脚。緩い馬場への適性と距離の壁か。

ワールドプレミアは勿体ない一戦。五分の発馬から出して行って中団より前。この馬としてはかなり積極的。しかし、馬込みに包まれて動くに動けない位置取り。1,2角では頭を上げて折り合いを欠く。他馬が後半5ハロンから仕掛ける中、馬込みに包まれて動けず。3,4角は進路がなく後退。ズブくてエンジンが掛かりの遅いタイプとしては致命的。馬場の悪い内を通ったのも良くなかった。従来通りのレースから勝ち負けだった。

カレンブーケドールは五分の発馬。積極的なジョッキー起用で好位。正攻法の競馬。前のフィエールマンを見ながら向こう正面からは外から勝ち馬に早めに被される苦しい競馬。その分、直線は伸び切れなかった。正攻法ではなく、もう少し謙虚に控える競馬なら上位だった。

オセアグレイトはステイヤー戦の後で行き脚がつかず。不利な15番枠からソロッと先行策。正面スタンド前では4番手。しかし、その後は折り合い重視で無理せずポジションを落とす。その分、三分三厘は馬込みに包まれて馬場の悪い内へ。直線はジリ脚もそう負けていない。ステイヤー戦の後と不利な大外枠から頑張った。

ラヴズオンリーユーはこの中間はコースで意欲的な追い。好発を決めるも3,4角で手綱を抑えて後方へ控える。前走もそうだが、勝負所でズブい。その分、思った位置が取れず。直線は内へモタれて一杯に。力負け。

バビットは坂路オンリー調教で馬体を戻して好発を決めてハナに立ってスロー。残り5ハロンからペースアップするも馬群に飲まれた。成長待ち。

オーソリティはこの中間の動きも手前を替えずズブさを見せていた。好発を決めて2番手を確保するも、勝負所のペースアップに付いて行けず馬群に飲まれた。切れ負け。




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