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2022年は客観的な予想を心がけます。

ヴィクトリアM(GI)最終結論

2007-05-12 20:27:10 | 最終結論
◎ ジョリーダンス
○ カワカミプリンセス

【ポイント】
アサヒライジングが楽にハナ。スローではなく、平均ペースで粘り込む競馬を得意とし、テンは緩みない流れ。それを外からデアリング、コスモ、ジョリーが追う形。人気のカワカミは中団から。それを直後でスイープが見る形。4角で前のアドマイヤが動き、連れてカワカミ、スイープも。差し脚を生かす後方勢に前々で粘るジョリーの争い。

【見解】
充実期に入ったジョリーダンスを本命視。前走の阪神牝馬S1着は湿った馬場でもしっかりとした脚取りで好位から脚をタメ、サウス、アサヒの作る速い流れを直線で突き抜けてV。瞬発力勝負では分が悪いが、平均ペースを好位から突き抜けるのを得意とし、府中マイルは2年前に内、外のコース差がありながらオレハマッテルゼと小差の2着があるほか、3戦2勝。アサヒライジングが引っ張る平均ペースの流れを好位から突き抜ける。時計勝負は望むところだ。最終追いは併走のビーナスラインを手応えで圧倒。脚力を十二分に見せ付けた。黒ずんだ芦毛の馬体は好調馬のそれ。6歳でもまだまだ若い。

実質無敗の女王カワカミプリンセスがここから始動する。帰厩当初は馬体がガレて本調子には程遠いデキだったそうだが、十分な間隔を持ち入念な乗り込みで万全ではないものの態勢は整った。問題はマイルへの適性。掛かり気味に行く気性で道中の追走には問題ないだろうが、エンジンの掛かりの遅いタイプ。距離があったほうが楽に違いない。長い直線で外めへ持ち出しギリギリ、カバーできるか。鞍上の乗り方ひとつ。


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