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2022年は客観的な予想を心がけます。

京都記念(GⅡ)最終結論

2011-02-12 17:55:09 | 最終結論
京都11R 京都記念(GⅡ 芝2200㍍)
◎ダノンシャンティ
○シャドウゲイト
▲トゥザグローリー
△ヒルノダムール
×メイショウベルーガ
×ビッグウィーク

 叩き2戦目のダノンシャンティを狙う。前走の有馬記念9着は、骨折明けでぶっつけのGI。そのためレース当日はかなりイレ込み、レース前にかなりの体力を消耗していた。レースへ行っても、発馬直後の下り坂からモロに掛り、最初の4角では鞍上が立ち上がるほど。その後もハミにモタれて力みながらの追走。それでも、直線は一瞬の脚を見せてくれた。距離のメドは立った。休養前のNHKマイルC1着は、前半の800㍍が44秒台の超ハイペース。それを道中は離れた後方2番手から追走。4角から直線にかけては迷わずに大外へ。そこからグーンと凄い脚を使い、一瞬にして中団へ。坂上でもうひと脚使って最後は手綱を抑える余裕の勝利。日本レコードのおまけ付きだった。当時は超高速馬場で内を通った馬断然有利だった。そのなかで大外から差し切ったのだから恐れ入る。底力と末脚の爆発力はここでは断然の存在だ。この中間は、坂路とコースで入念に乗り込まれ上積みが相当見込めるし、イレ込み対策で地下馬道を通る訓練をしているのにも好感が持てる。復活へ。

 穴でシャドウゲイトを推す。決して切れる脚はないが、先行しての粘り強さが持ち味。今の京都は連続開催でかなり馬場が痛んでいる。前日の雨で更に悪化することも予想される。展開面を考えると、軸になるのはトゥザグローリーだ。当然、後ろのヒルノダムールはトゥザをマークするし、その後ろのダノンシャンティ、オウケンブルースリはヒルノの動きを見る。トゥザの鞍上リスポリが前のビッグウィークを目標に早めに動くか、後ろを意識しすぎて仕掛けが遅れるか、この判断が鍵を握る。私は後者と見てシャドウの粘り込みに期待したい。久々の一戦となるが、元々が金杯を目標にしていた馬。4週続けてWで長めから追われて乗り込みと動きは万全だ。気性的に鉄砲も利く。

 トゥザグローリーは有馬記念3着が示すように能力は相当。ただ、それと同時に若さを秘めるのも事実だ。自らハミを取りに行こうとしないし、追って頭が高くなる点も、勝負所でのズブさに繋がっている。内枠に入り、後ろを意識しすぎて仕掛けが遅れ4角で馬込みに包まれれば取りこぼす危険性はある。

単 勝 ④
3連単 ④⇒⑨②⑫⑤⇒⑨②⑫⑤③
馬連  ④-⑨②⑫⑤③