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見通しを持って

先日(3日)のコンサートでは、昨年何度か弾いたバッハの「リュート組曲第1番」をとりあげました。昨年程度かそれ以上には弾けたと思います。
翌日から、一昨年に弾いた同じくバッハの「リュート組曲第3番」のうち、7月のコンサートで弾かなかったものをさらいなおしていますが、こちらほうは、かなり弾けなくなっています。
「あ~あ。指をこわすほど弾いていたのに……」
(この曲が原因ではないような気もしますが、弾いた数日後に、左手親指の付け根に腱鞘炎の診断が出ました)
このように、よく練習した曲でも、その後長い間弾かない……ということを繰り返していると、技術的に取り戻すことばかりに時間と体力が使われ、「練習量の割には腕が上がらない」ということになります。ことに大きな曲、難しい曲については計画的に、見通しを持ってプログラムに入れていくことが必要です。「リュート組曲第1番」を今度弾くのは来年かと思いますが、「第3番」は年内……「40周年記念コンサート」を終えてから、もう一度くらいは弾いておいた方がいいでしょう。
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