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「子どもは今どこ?」,公立小学校がICタグで児童の安全確認

2006-06-28 07:42:40 | 位置情報・地図
ネクストコム、児童の登下校時の安心・安全を提供するアクティブRFIDシステムパッケージを販売 (プレスリリース)
「子どもは今どこ?」,公立小学校がICタグで児童の安全確認 (ITpro)

 埼玉県蕨市の小学校2校が、ICタグを使用した児童の居場所確認システムを導入するそうだ。7月よりテストを開始し、10月から本格運用に入る。まずは2校100名の児童でテストをする。
 ICタグはネクストコム社のアクティブRFIDで、30-40mの範囲でも識別できる。電池寿命は1年と長い。学区内の30ヶ所にリーダーを設置し、学区内全域をカバーするとのことだ。

 保護者が児童の安全を確認する手段は、登下校時に自動送信されるメールと、居場所を知ることのできる Web のようだ。また Web カメラと組み合わせることで、付近の映像を Web から見ることのできるシステムも構築できるという。

 ただ、安全を知るための仕組みとしてはちょっと弱いだろうか。リーダーの個数は30個しか無いのだから、例えば予めリーダーの通過順を定義しておいてそれから外れたらメールで通知したり、また通過しないはずのリーダーを指定しておいて、そのリーダーで読めてしまったらメールで通知するなどの方法が必要だと思う。
 このようなサービスにはアイティフォーのものがあるが、ICタグによるサービスであれば似たようなシステムは比較的容易に構築できるはずだ。

 一点、30個のリーダーで、死角が無いのかが不安ではある。全ての範囲をリーダーで監視しろ、というのでは無く、移動する過程で必ずリーダーに引っかかるようにできていればいいだろう。


 痛ましい事件が何件も発生する今、早急な対応策が求められている。

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