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迷歩録 七草

2019-01-07 13:32:34 | 日記
  晴天に  寒さ緩みて  梅蕾  椋鳥遊ぶ  高隈ふもと


                            <strong> ひのひら  ろくべえg>



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     晴天という言葉が相応しい天気となり、暖かい日差しが縁側を暖め、過ごしやすい一日となった

    庭の、梅の木には無数の蕾が、開花を待ちわびている。そんな暖かい一日となりそうである。

     椋鳥たちも集団となりて、電線にたむろして、なんだかうれしそうである。どのような話をして

    いるかは不明だが、いかにも楽しそうに見えるのは、見る側の心理のせいであろう。

     つまり、人間が見たり聞いたりしている現象は、そのことを行っている本人の心理による影響が

    大きいということではないだろうか。そのことを持って客観的などと捉えることのほうが可笑しい

    のではないだろうか。同じ現象を体験しても、体験してる人の立場や、地位、知識、思考など様々

    条件に影響を受けて、変化をする。つまりその議論は水掛け論となるということではないだろうか。

    いずれにしても、互いに認め合うという前向きな姿勢がない限り、客観性などという議論は無駄な

    議論に過ぎない。その議論に多くの人を巻き込むほど愚かなことであることに気づくことが、大切

    ではないだろうか。

     人間の観察力というものに客観性を求めるのではなく、行為の危険性や、平和性を互いに議論し

    持ち合わせることを共有すべきではないだろうか。その方向は平和という方向で、相手がどうだっ

    たとかいうことではないような気がする。

     いずれにしても人間の観察力は、そのことを行う人の心理状態に大きく影響受ける、受けた情報

    であることを知った上での議論であるべきではないだろうか。

     今日は一月七日、七草粥の日、かゆを食べて無病息災を願い、平和な地球を願おうではありませ

    んか。