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迷歩録  あたたかさ

2018-03-14 09:40:31 | 日記
  東風に乗り  伝わる政  嘘ばかり  国民嘆く  未来の姿


                                ひのひら  ろくべえ




   ようやく春本番か、暖かさが心地よい、そんな季節到来である。人間はどのような時に暖かさ

  を感じるのであろうか。勿論物理的な暖かさは、湯船に浸かった時の感じではないだろうか。

   精神的な暖かさはいかなる時なのであろうか?

   コミュニケーションを行う時、意図的に暖かさを伝えようとしてもなかなか伝わらない。しかし

  ふっとした時に、あなたは暖かいねなどと、伝えられると、いつだろう、どのような時なんだろう

  と、頭を巡らしても、出てこない。

   人間が、精神的に暖かいと感じる時とは、どのような時であろうか。

  なんの攻撃性も感じられず。安心して安堵できる状況である時、日向ぼっこの中に身を置いたような

  安心感を抱くことができる時ではないだろうか。

   そのことが、人というコミュニケーションによって得られる時、人は暖かみを感じるのかもしれない。

  仕事という関係のコミュニケーションではこの感覚は得られないし、与えられないのではないだろうか。

  そこには、人間が本来持ちうる、生物としての命に対する尊さがあるのではないだろうか。

   つまり、そこには、差別も、区別も、排除もない、フラットな人間同士の関係性だけがある時ではな

  いだろうか。社会的地位や立場だけで、語り、うそぶく人達ではなく、誠実に欲も得もなくかかわりを

  求める所に暖かさを感じ取るのであろう。

   物事の決断する時、この感情は大きなイニシアティブを持つ。

   つまり、暖かさとは、人間の判断、選択、決断なのに大きくかかわる感情であることを知って、コミ

  ュニケーションを行う事が大切であることが解る。

   暖かさ、求めて与えて、コミュニケーション図りたいものである。