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迷歩録  ぬるまゆ

2018-03-13 09:22:09 | 日記
  官僚や  全てを背負い  命たつ  弥生にばれた  改ざん文書


                                 ひのひら  ろくべえ





     いま日本の官僚政治が危機的状態である。連日報道されている改ざん問題、森友学園問題

    当の本人たちは、塀の中、その状態に追い込んだ現政権の手法は、国民を尊重するにはほど遠く

    自分たちの都合が悪かれば、個人も官僚も罪に陥れることをする政権であること、それが国家権力

    というものであることを国民は見定めておかなければならないのであろう。

     時の政権を護るために、命まで投げ出すことをしなければ、ならなくなったことを、時系列で

    たどればわかること、そこには軽薄発言や、ぬるま湯体質というものが見える。このような状況を

    作り出してしまったものは、国民にもその一端はあるのではないだろうか。

     民主主義の緊張、特に政治における緊張関係は、与党、野党の緊張関係がつくりだす、しかしこ

    の間、与党の圧勝が続き、緊張関係バランスが失われ、与党の政治家の横柄な態度、驕りというも

    のが目立っていた、昨日の担当大臣の記者会見は行わず、通りすがりに、すべては官僚がしたこと

    などと、官僚に責任を押し付け、あたかも自分は関係ないという口ぶり、このことが象徴している

    現世政権の驕り高ぶり、このことがぬるま湯政治、ぬるま湯官僚を創り出し、日本全体が国際的にも

    恥ずかしい民主主義の根幹を揺るがす失態を演じたということではないだろうか。

     日本は世界の先進国として世界をリードする経済大国であるが、その政治は、発展途上国以下であ

    る、そのことがこの森友学園問題で明らかになった。国民は二度とこのような世界に恥をさらす日

    本とならないように、厳しい姿勢で民主主義、選挙というものに立ち向かわなければならないのでは

    ないだろうか。

     いずれにしても「ぬるまゆ」というものは、百害あって一利なしである。少なくとも組織や集団と

    いうものは、関係性の緊張があればこそ、成長発展するものなのである。そのカギを握っているものは

    国民一人一人である。

     マスコミの報道を批評して、評論家のように立ち振る舞うのでなく、当事者として政治にかかわる

    姿勢を見直したいものである。緊張関係を創り出す政治、行政というものを目指したいものである。