以前読売新聞(ずいぶん前です…笑)をとっていたころ、今でも憶えている読者の投書があり、息子さんを交通事故で亡くされた方が、「ウチの子が死んだことが不浄とは?」という内容でした。
悲しい出来事ではあれ、不浄なことであるはずが無い、と書かれており、誰かから「死=穢れたこと」というようなことをいわれ、(心の)傷に塩を塗り込むような「物言い」をされたのでしょう。
悲しくて悔しくて、と結ばれていました。
教えて!gooでもよく関連した質問(例えばこれ)が出され、人の死を穢れたことと扱い、神社の参拝の制限や葬式のときにもらって帰る「お清め塩」など、枚挙にいとまがありません。
さる専門家(宗教関係者か学者?)の回答で「神道は…・仏教は…」とまことしやかな説明をされていたのを別の質問でも見ましたが、長年の風習や慣習で「そうなってる」ってことのようです。
前述の質問に対する回答の参考URLにも同じような説明があります。
しかし、そもそも生きている(生かされている)人間はおろか、死んでからも面倒をみてくださる「神様や仏様」がそんなセコイことをいうはずがなく、それよりなにより狭量な人間じゃあるまいし「縄張り争い」をする神様や仏様なんて信じられますか?
遺族や周りの人たちに余計な負担をかけさせないための「取り決め」なら分かりますが、自分達の宗教・宗派が正しいと主張して絶対視させるため、また排他的につくられた「あれはダメ・これもダメ」が多いんじゃないの?って思います。
当地にある有名な「こんぴらさん」の鳥居が国道32号線(高松~高知)にかかっており、喪中の人でも通勤・通学や日常生活を営む上で通らざるを得ないのですが、どうすりゃいいのか説明を…(笑)
一方で日本人は宗教に対して「無節操」という批判があります。
初詣に行き、神社や教会で結婚し、葬式や法事ではお坊さんにお経を読んでもらうという。
しかし日本人(の社会)はもともと混血(DNAレベルでいうと半分は中国・朝鮮系の末裔、アイヌ・沖縄系が1/4だそう)なんだからアタリマエで、いろんな宗教を受け容れ、しかも融和させてきたという結果でもありましょう。
為政者が「利用した」という側面もありますが。
とはいえ、幸いなことにどっかの国のように宗教・宗派の対立で戦争・内紛になった、という歴史は「島原の乱」はともかく、ほとんどないはずです。
それとても宗教の対立が直接の原因ではないでしょう。
私自身の宗教心は、若い頃山で滑落したとき登山道途中にある神社にカスリ傷ですんだ感謝をしたり、姉が亡くなる直前に家とはちがう宗派のお寺に行ったとき、
「寿命ならしかたありませんが、せめて(死ぬ間際は)苦しまず、痛がらず…」とお願いしたぐらいのことです。
まったく典型的無節操な「日本人」ですなぁ(笑)
姉の喪中(50日間?は過ぎていましたが)の間に親孝行のつもりで母をお伊勢参りに連れて行き、松坂牛のすき焼き(目が飛び出るほど高かったけど、最初で最後!?と…笑)を帰りに食べてきました。
ホントなら(バチがあたって)母も私(家族を含め)も不治の病に冒されるか、事故かなんかで親父や姉のところへ行ってるハズですが、ピンピンしてます…
冒頭の投書を読んでから、清め塩を使わなくなりました。
悲しい出来事ではあれ、不浄なことであるはずが無い、と書かれており、誰かから「死=穢れたこと」というようなことをいわれ、(心の)傷に塩を塗り込むような「物言い」をされたのでしょう。
悲しくて悔しくて、と結ばれていました。
教えて!gooでもよく関連した質問(例えばこれ)が出され、人の死を穢れたことと扱い、神社の参拝の制限や葬式のときにもらって帰る「お清め塩」など、枚挙にいとまがありません。
さる専門家(宗教関係者か学者?)の回答で「神道は…・仏教は…」とまことしやかな説明をされていたのを別の質問でも見ましたが、長年の風習や慣習で「そうなってる」ってことのようです。
前述の質問に対する回答の参考URLにも同じような説明があります。
しかし、そもそも生きている(生かされている)人間はおろか、死んでからも面倒をみてくださる「神様や仏様」がそんなセコイことをいうはずがなく、それよりなにより狭量な人間じゃあるまいし「縄張り争い」をする神様や仏様なんて信じられますか?
遺族や周りの人たちに余計な負担をかけさせないための「取り決め」なら分かりますが、自分達の宗教・宗派が正しいと主張して絶対視させるため、また排他的につくられた「あれはダメ・これもダメ」が多いんじゃないの?って思います。
当地にある有名な「こんぴらさん」の鳥居が国道32号線(高松~高知)にかかっており、喪中の人でも通勤・通学や日常生活を営む上で通らざるを得ないのですが、どうすりゃいいのか説明を…(笑)
一方で日本人は宗教に対して「無節操」という批判があります。
初詣に行き、神社や教会で結婚し、葬式や法事ではお坊さんにお経を読んでもらうという。
しかし日本人(の社会)はもともと混血(DNAレベルでいうと半分は中国・朝鮮系の末裔、アイヌ・沖縄系が1/4だそう)なんだからアタリマエで、いろんな宗教を受け容れ、しかも融和させてきたという結果でもありましょう。
為政者が「利用した」という側面もありますが。
とはいえ、幸いなことにどっかの国のように宗教・宗派の対立で戦争・内紛になった、という歴史は「島原の乱」はともかく、ほとんどないはずです。
それとても宗教の対立が直接の原因ではないでしょう。
私自身の宗教心は、若い頃山で滑落したとき登山道途中にある神社にカスリ傷ですんだ感謝をしたり、姉が亡くなる直前に家とはちがう宗派のお寺に行ったとき、
「寿命ならしかたありませんが、せめて(死ぬ間際は)苦しまず、痛がらず…」とお願いしたぐらいのことです。
まったく典型的無節操な「日本人」ですなぁ(笑)
姉の喪中(50日間?は過ぎていましたが)の間に親孝行のつもりで母をお伊勢参りに連れて行き、松坂牛のすき焼き(目が飛び出るほど高かったけど、最初で最後!?と…笑)を帰りに食べてきました。
ホントなら(バチがあたって)母も私(家族を含め)も不治の病に冒されるか、事故かなんかで親父や姉のところへ行ってるハズですが、ピンピンしてます…
冒頭の投書を読んでから、清め塩を使わなくなりました。
親から反対され二人だけで神社で式をあげ(神主さんのお祓いもなく)金婚式まで連れ添う夫婦もあるわけです。
まぁ、私が「変だぞ」と思ったきっかけの一つは、「戒名の値段」です。
死んだ人間に名前をつけ直すのに「ランク」があるなんて、商売じゃないですか。
宗教行為は非課税でしょうが「坊主丸儲け」なんて言葉は、こんなところから…