お山に春がきた、と思っていたら、夏のような日もあって。
父と息子は、毎日あれこれ忙しく、楽しそうです。
小屋づくりも着々と。
今年は、去年よりも広いです。
“みんなが長々と休めるように”
父の願いです。
息子は、大好きな柿の木に登るため、梯子作り。
縄をくくりつける場所を、ちょっと調整すれば、安定しそうですね。
息子がそのことを発見するまで、何にも言わないでおきましょう・・・と思っていたら、
すぐに気づいて、祖父と調整の相談をしていました。
そんな二人を眺めながら、わたしは、大好きな、このふるさとの山に居て、大きな発見をしていました。
山は、どんな山でも、人への支えや愛を感じられるものですが、
先祖が大切にしていた土地は、そのレベルが半端ではなく高い。
わたしの祖父母、曾祖父母が大切にして、想いをこめて使っていた山。
わたしの両親が、同じように想いをこめて使ってきた山。
幼い頃のわたしを、ずっと見守ってきてくれた山。
いま、ここを駆け回る息子を、この土地も木々も、本当に嬉しそうに受け止めています。
息子が登ると、喜びにその身を震わせている木々。
息子が駆け回ると、共に踊り出したそうにしている草花。
心地よく疲れ、うたた寝をする息子の頬を、そっと撫でていく風。
そこに、わたしの祖父母の心があると、わたしの曾祖父母の心があると、確かに感じるのです。
曾孫、玄孫である息子を、どんなに可愛いと思っているでしょう。
そういえば、息子は、御先祖様に手をあわせ話しかけることが好きです。
みんなの無事と幸せをお願いしているんだそうです。
きっと、御先祖様たちは、山を吹き抜ける風として、木々のそよぎで、花のかおりで、息子に応えているのでしょう。
互いに、語りかけ、応えながらの日々。
この山で学び生きることのできる息子は本当に幸せなんですね。
改めて、深く感動してしまいました。
この山に、同じような願いをもつ人や子どもたちが集まってくれることは、本当に嬉しいことですが、
みんなが、家族の森を持てたら、そこで学び暮らすことができたら、もっともっと素晴らしいと思うのです。
わたしの父も母も、いつかは、肉体を離れ、御先祖様として見守る存在になります。
きっと、この山にも、二人の心が溢れるのでしょう。
この山を守り、大切にしていきたい・・・。
わたしがずっと探していた場所は、息子にとって最高の学びの場は、
他のどんな素敵な場所やスクールでもなく、この山だったのです。
父と息子は、毎日あれこれ忙しく、楽しそうです。
小屋づくりも着々と。
今年は、去年よりも広いです。
“みんなが長々と休めるように”
父の願いです。
息子は、大好きな柿の木に登るため、梯子作り。
縄をくくりつける場所を、ちょっと調整すれば、安定しそうですね。
息子がそのことを発見するまで、何にも言わないでおきましょう・・・と思っていたら、
すぐに気づいて、祖父と調整の相談をしていました。
そんな二人を眺めながら、わたしは、大好きな、このふるさとの山に居て、大きな発見をしていました。
山は、どんな山でも、人への支えや愛を感じられるものですが、
先祖が大切にしていた土地は、そのレベルが半端ではなく高い。
わたしの祖父母、曾祖父母が大切にして、想いをこめて使っていた山。
わたしの両親が、同じように想いをこめて使ってきた山。
幼い頃のわたしを、ずっと見守ってきてくれた山。
いま、ここを駆け回る息子を、この土地も木々も、本当に嬉しそうに受け止めています。
息子が登ると、喜びにその身を震わせている木々。
息子が駆け回ると、共に踊り出したそうにしている草花。
心地よく疲れ、うたた寝をする息子の頬を、そっと撫でていく風。
そこに、わたしの祖父母の心があると、わたしの曾祖父母の心があると、確かに感じるのです。
曾孫、玄孫である息子を、どんなに可愛いと思っているでしょう。
そういえば、息子は、御先祖様に手をあわせ話しかけることが好きです。
みんなの無事と幸せをお願いしているんだそうです。
きっと、御先祖様たちは、山を吹き抜ける風として、木々のそよぎで、花のかおりで、息子に応えているのでしょう。
互いに、語りかけ、応えながらの日々。
この山で学び生きることのできる息子は本当に幸せなんですね。
改めて、深く感動してしまいました。
この山に、同じような願いをもつ人や子どもたちが集まってくれることは、本当に嬉しいことですが、
みんなが、家族の森を持てたら、そこで学び暮らすことができたら、もっともっと素晴らしいと思うのです。
わたしの父も母も、いつかは、肉体を離れ、御先祖様として見守る存在になります。
きっと、この山にも、二人の心が溢れるのでしょう。
この山を守り、大切にしていきたい・・・。
わたしがずっと探していた場所は、息子にとって最高の学びの場は、
他のどんな素敵な場所やスクールでもなく、この山だったのです。