ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

流れに乗る*日々のつれづれ*

2017年02月08日 | Weblog


わたしの家の玄関に、立春の光が差し込んでいました。

お地蔵さまは、もう10年ほど前、わたしの大切な友人が贈ってくれたものです。

宝物。



暦では春。

人びとは、厳しい寒さに身を縮めつつ、かすかな春の兆しを数え、暮らしています。

冬の小鳥のようで、とても愛しく感じます。



わたしは、このところ、“流れにのる”ことを楽しんでみています。


流れって、あるんですよね。

一生懸命泳いでいる時は、目的地を定めて奮闘している時で、それはそれで面白いのですが、

流れに乗っちゃうことは、目的地を定めず宇宙のリズムに添うことなので、パワフルで面白いです。



乗り方は、簡単。


委ねる。

受けとる。

楽しむ。


誘われるまま、

頼まれるまま、

ホイホイ動く。


川面に浮かぶ木の葉のように、

抗わず、

力まず。


“どうなるんだろ?”という局面を迎えても、ちゃんと何とかなるもので、

ほうほう、と、他人事のように感心。


そうしてやがて、思いもかけなかった所に到着。

それが大発見だったり、納得だったり。


つい昨日も、とても素敵な発見に至りました。

それは、わたしがずっと探していたものでした。

自分で探そう、と、頑張っていた時には、見つけられませんでした。

それなのに、こんなに簡単に連れてきてもらい、こんなに何気なく足元に置かれていて、びっくりびっくり。


“流れ”って、“はからい”。

“流れ”って、神さまそのもの、かもしれません。



“流れ”学的に見ると(変な言葉ですね)、全人類が、全生命が、神さまのお使いです。

わたし自身も知らぬ間に、神さまのお使いを務めていたりするのでしょうね。


素敵なお使いになれるように・・・

今日も、心をこめて。







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