我がふり・・・

世界遺産・万田坑のガイドがコロナの影響で休みが続いている。

残暑厳しくて老体には堪えるから、これでいいのかもしれないが
脳細胞までも夏休みで、ひょっとしたらガイドの内容まで忘れることはなかろうかと、老妻は余計な心配をするのです。

先日、ガイド仲間さんからこんなうれしい贈り物をいただいた。
まれにみる巨大なメロン様だ。

試しに計ってみたら３・２キロもあって、すぐにたべるのにはもったいないような気がして、しばらく眺めておいた。

しかし、一日後には待ちきれずいただきました。
おいしかったですよ、もちろんね。

あ、切り分けたメロンの写真を忘れました。
未だ食い気は衰えてはいないらしいな、二人とも・・・

ところでこんなこともありました。

「あ～しまった！！　ハンカチが！　ない！ない！」

呼吸器科受診、異状なしでホッ！　気分転換にと車で３０分ほどの産直へ。
ちょうどお昼時で、野菜物売り場よりもフード売り場のほうがにぎわっていた。空いた席をようやく見つけた。
一息ついてさて何をたべようか？

外食するのはコロナ発生から約１年半ぶりのこと。
迷ったが　”あま～いおにぎり”　宣伝文句にひかれておにぎりに決めた。
１個ずつ、温かいままを三角袋の袋にいれてあり
なんともふんわりしたおにぎりは、現地栽培のお米で塩味軽く甘くておいしかった。

テーブルにはそれぞれビニールの衝立があり、私のまえには子供二人を含む５人家族がすわっていたが、そのうちお婆ちゃんが男の子のお守りで席を離れた。
３歳ぐらいのお姉ちゃんは、サンダルの片方がぬげていて
椅子の下に落ちている。
片方裸足のままでチョコチョコと床を走り回っていて、とてもよろこんでいた。やがて父親がもどり５人そろって帰り支度。

ふと見ると、サンダル片方はテーブルの下におちたまま・・・

「あ、忘れものですよ」と指さしたら「あら、すみませんね」と父親のほうが会釈して、女の子はサンダルを履いてバイバイと。

しばらく休んで立ち上がり、私も産直をあとにした。

まではよかったが・・・
帰ってからまとめて洗濯するとき、
「あれ！無いよハンカチが！　落とした？どこで？」

よく考えてみたら、産直でおにぎり食べるときに膝の上に
広げていたのがそのハンカチ、立ち上がるときにパラリと落としたか。

あ～人のことはいえないな・・・
がっかりしたけれど
他の大事なものの身代わりになってくれたのかもと思えば・・・

でも、あ～あのハンカチ　好きな一枚だったのになぁ

これぞ「人のふり見て、我がふりなおせ」
大いに反省した日でもありました。

朝のウオーキングの途中で、生い茂った草の中で
真っ白い繊細な
　からすうりの花に目がとまった。