印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

「川甚」という料亭だった

2013-10-31 23:17:24 | 川柳
一連の句会がはやめに終わり、というか終わらせて、矢切りの渡しに行ける時間がとれた。それで初めはみんなでぞろぞろ江戸川の方へあるいていく。すでに4人は駅方面に行って帰られた。

江戸川のほとりに川甚という料亭がある。
寅さんの妹さくらと博さんの結婚式の場面にでてくる。

友人が会社にはいったとき、新入社員は4人一組でボートを漕いできて、この川甚まできたという。全員ここで食事をしたか、泊まったか?懐かしくその当時を話す。

その当時は江戸川の畔にあり、川から船で直接お部屋へ上がってったという。

文学にもこの川甚はよくでてくる。漱石、尾崎士郎、谷崎潤一郎 …
この長閑な雰囲気いいですね。


・ 松本清張『風の視線』より

車はいまだにひなびているこの土地ではちょっと珍しいしゃれた玄関の前庭にはいった。
「川甚」という料亭だった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。