印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

いばらの道の大臣

2012-12-27 17:43:46 | 日記
先日NHKでMさんという人が歴代内閣の布陣のことを話していた。布陣ということが内閣の成功に大きなファクターとなっているという。

一番いい布陣をしたのは、池田内閣と中曽根内閣の時だと言われていた。
首相は任せていたという。連絡を取らなくてもやってくれると信頼しきっている。そういう優秀なひとを大臣に起用していたと言っていた。

脱原発には懐疑的で、今日の夕刊には未着工原発の建設を認めない方針に白紙したと大見出しでのっていた。建設中3基は民主党と同じ考えをしめしたとある。
TPPはオバマ大統領が主導しているから参加の判断を迫れる、反対する農業団体と党内族議員との矢面に立つ。矢がなくても、そういう立場の大臣になれば戦いの連発ですね。いばらの道です。

一月の政治講座で時事通信社の解説委員がこられるのですが、この日に千葉県の人から水仙の花が見ごろで散策に誘われている。講座は首相などの生活の笑い話のような、裏話のような、仄々とした話なんですけれども。受付などの当番だからどうしょうかな。

老婆の休日

2012-12-27 17:20:32 | 日記
一夜明けてTVでは新政権の意気込みを新たに映し出している。
みんな寝不足だと言いながら元気なかおで、大臣の引き継ぎをしている。甘利明63歳新経済再生 社会保障・税一体改革大臣は一時間しかねてないと言っていた。

ジョグジョグいうなら、すぐにtake actionでおねがいします。と真紀子大臣が下村博文新文部科学教育再生大臣に引き渡し式の時に行っていた。これから本当に老婆の休日になりますと言っていた。ローマの休日からすぐにこういう言葉がでてくるとは。さすがです。

でも呼称を引用した失言で非難を浴びたひとが、引用につながる厳しい試練の場所の大臣になっている。
あらためていいことなのか悪いことなのか、take actionにも慎重になってくる。

年の瀬の政権チェンジ

2012-12-27 15:27:53 | 日記
安倍新政権の布陣;平均年齢57.8才 株価今年最高値1万370円 1ドル85.64円
昨日の夜というか、今日未明に行われた記者の質問に答える新大臣のタフさに圧倒させられた。夜中の2時30分まで見ていたが、まだ続いていた。聞くと朝3時30分までやっていたようだ。
年賀状印刷を150枚作成し、また去年まで手書きの分60枚分の一覧表を入力しながらTVでそのライブの画面を見ていた。

麻生太郎72歳新副大臣財務、金融が「自分の持ち時間は5分で、質問も手短に簡潔にお願いします」といって意気込みを語っている。質問もまず自分の所属会社を名乗ってから質問をしている。気迫の時間が震撼としたなかに生まれ出ている。したたかな、またしっかりとした意見が飛び交っている。谷垣禎一67歳新法務大臣も聞かれていた。死刑執行に対する考えを女性の記者から。石原伸晃55歳新環境原子力防災大臣の厳しい現実を突きつけられていた。ライブだから人の交代の時に間があくから、意見は用意してすぐに言ってくださいと注意していた。

でも新大臣たちはすでにきちっと答えを持ってきていた。語られなかったなかに重い課題があることも質問していた人は知っている。党と党を取り巻く人のためではない質問をしてくれている。

これで景気を何とかしてほしいという。インフレ政策が取り返しのつかないものにならないように、みんなが思っている。野田内閣は総辞職をして、自民党に国政の主役を明け渡した。この明確なるチェンジを国民はみんな知っている。室町幕府と織田信長の交代と違うところだ。