ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

手放せないもの

2009-12-02 12:57:21 | いえの事
「この先使う事はまずないだろう。」
「持っていても場所をとるだけ、邪魔なだけ。」
そう言う類のものは後ろ髪引かれても手放してきた。
今回の引越しでは特にそう。
しかし、どうしても手放せないものもあるんだよね~
それが着物。
この先着る確率はほとんどゼロに近いと思う。
結婚するまでのほんの5年間、
お茶を習っていた事もあり、なんだかんだと気がつけば着物の数は7、8枚にもなっていた。
その中には母の形見の着物だったり、今の母が作ってくれた着物や浴衣もある。

引越しの準備を開始してから1番の悩みの種だった。
処分しようか、持って行くにしてもどうやってしまっておけば良いか・・・。
しかし、処分するにはあまりにもいろんな思い出が詰まり過ぎていてとてもそんな勇気はない。
それと高価な着物ではなくても安いとは言えないお値段。
それからお金には替えられないものもある。

「はい、これで持っていく事に決定~」

でもな~
箪笥ごと持って行くのが1番簡単なんだけど、
全く使わないものを仕舞っておくにはあまりにも場所をとり過ぎる。
でも、なるべく綺麗な状態で保存させておくなら桐の箱に入れておきたいし・・・。
ずっとずっと悩んで過ごした。
で、最近になってやっとこ結論が出た。

着物は、観音開きの戸を開けると、5段の着物専用の箱型の棚があり、
そこに帯なども一緒に納めてあるのだが・・・(御礼家具はたいていそうなってるよね^^)
その棚も桐なので、棚ごと持っていく事にした。
ひとつはフタ付きなので、後のは二つずつフタをするように重ね合わせて紐で縛った。
この棚がクローゼットに上手く納まれば良いんだけど。
(・・・って言うか、クローゼットに仕舞うなら、桐の箱棚へ入れててもあまり価値ないかな~)
箪笥ごと持っていくよりも場所はとらないけど、
それでも結構なスペースを分捕っちゃうな~、でも仕方ないとするか。。
もう少し年を重ねて、着物のままの姿でいて欲しいと言う執着がなくなったら
何か別の形に変えて残したいな~と思っている。

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