御嶽山噴火

いつの頃からだったか、秋が来ると木曽へ行きたくなり、
開田高原へは毎年のようにドライブに出掛けた。

新蕎麦を食べ、木曽馬に癒され、開田高原を見下ろすかのようにどっしりとそびえ立つ、
紅葉の始まった御嶽山をうっとり眺めるのが定番だった。

先日も「そろそろ行きたいね。」と話していたばかりだった。


まだ山雅にハマる前の、登山に夢中だった頃、
１度は御嶽山に登ってみたいと、下見がてら、
ロープウェイで５合目まで上り、そこから６合目まで歩いた事があった。

昨夜夫と「歩きながら『登山中に噴火なんてあったら怖いよね。。』って、
そんな話をしたよね。」と、会話した。

当時、そんな話をしつつも、そんな事は現実にある訳ないと思い込んでいた。

だから、今回の大噴火で多くの犠牲者が出た事、とても他人事と思えなかった。

山雅にハマらず、相変わらず山歩きにずっぽりハマっていたら、
自分達も今回の突然の噴火に遭遇した可能性は充分考えられた。

自衛隊のヘリなど、御嶽山への救助と思われるヘリの音が毎日響き、
テレビでも噴火以来、毎日、一日中状況が映し出され、報道される。

今年は特にいろんな自然災害が多い年のように思うが、
今回の事で、自然の大きさ、恐ろしさを改めて感じた。


山頂でまだ行方不明の方、一日でも早く発見され、救助されますように。
２次災害が起きる事がありませんように。
救助に当たっている方もお気をつけて。

被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。