この写真は、5日の朝、夫が撮ったもの。
朝日を浴びた北アルプス・常念岳。
常念岳の左奥に僅かに槍ヶ岳が観えるのだが、ちょっと分かりにくいかな。
お正月に観る常念岳は益々神々しく感じる。
何年か前に1度だけこの常念岳に登った。
長い急登が続くところはしんどかった記憶があるが、
それ以外はバラエティに富んだ登山道で、苦手は梯子もそれほど怖くなく、
楽しく登れたと思う。
本来なら毎年登りたい山。
常念岳…大好きだし、松本のシンボルだし…。
しかし、登るのに、ちょっと覚悟が必要で…。
登山口にトイレがあるのだが、常念小屋までの6~7時間の登山道のどこにもトイレがない。
トイレが近い私たちは、歩くしんどさに加え、トイレの我慢も強いられるのだ。
途中で‘花摘み(用足し)’をすれば良いんだろうけど、なかなかその勇気もないし…。
それに山の‘し尿’も問題になってるし~。
普通の人はたいていこのくらいの時間は我慢できるらしいが…。
で、普通は山の中にそんなにトイレがある訳もなく(北アルプス・蝶ヶ岳に登った時も
登るしんどさよりもトイレ我慢の方がしんどかった;)、
むしろ、ある方が珍しいかも。
山登りする時はまず、この山はトイレが登山道の途中、もしくは、
目的地までの途中にトイレを借りられる山小屋があるかを調べてから
その山へ行くかどうするかを決定しているのである。
悲しいかな仕方がない。
そんな訳で、今は専ら下界から見上げて満足してるのである。