ひまわりダイアリー

病気の事、松本山雅の事、日々の徒然日記

蕗づくし

2010-04-08 14:20:28 | 料理
春を告げる食材がぞくぞくと出始めた。
やはり舌でも春を感じたいものである。
先日は菜の花と豚肉の炒め物をやった。
今週はフキづくし



まずはフキノトウでフキ味噌を作った。
結婚したばかりの頃は実家の作り方で作っていたが、
そのうち義母から教えてもらったやり方で作る事が多くなっていた。
今回はネットであっちこっち探してみて、失敗が少なく簡単そうに作れそうなものを参考に
作ってみることにした。
義母から教えてもらった作り方は、鍋に入れた油を熱してからまずフキノトウを炒め、
砂糖やみりん、お酒、味噌を入れて作る。
今回は油を熱したお鍋に、混ぜ合わせておいた砂糖、みりん、お酒、味噌を入れ
練り炒めてから最後にフキノトウを入れて仕上げる。

少し味噌の量が多かったみたいだが、なかなか美味しくできた
このやり方のほうが失敗が少なそうで何より簡単に作れるから、次回もこの作り方でやってみようと思った。

で、次がフキと干しホタルイカの煮物。



実はこの写真、作った次の日の夕食前に温め直してから撮ったもの。
当日はいつもの事ながら撮り忘れ~
フキ味噌はね、昼間作ったから忘れないで撮影できたんだよね~。
食事直前はどうしても食べる事しか考えられなくなってしまうんだね~(食いしん坊)
一日経ったらフキの色が少しお醤油色になってしまった。

干しホタルイカの戻し塩梅がなかなか難しい。
戻しすぎて味が抜けてしまったり、戻し足りなくて、煮物がしょっぱめになってしまったり。
だったらそんな心配がないように戻さず使っちゃえ~~、
その方がホタルイカの歯応えが楽しめるかも~~と戻さず使った事もあった。
今回は戻し中に、度々早め早めにホタルイカの観察(笑)をし、
塩茹でホタルイカみたいにふっくらしたところで戻しを終了させてみた。
時間にして9分くらいだったかな~。

そしたら干したとは思えないふっくら柔らかに仕上がった。
味もバッチリ(自分で言ってる
いつもはいい加減に作ってるから、ホタルイカの戻しが丁度良い時もあったし、
そうでない時もあった。
今回は目で観察して~~~と言うやり方を覚えたので(20年近く作ってて今頃・・遅すぎだよね・恥)、
後、なから9分と言うのも忘れそうだが一応覚えたので、
次回からは安定して戻せるだろう(どうかな

最後にフキの葉の佃煮



これを作るのは昨年に続き2度目。
それまでは食べられるなんて思いもしなくて、当たり前のように捨てていた。
今思えばあ~勿体無いだよね。

昨年はかつお節を入れて煮たが、
今回は最後の仕上げにゴマとごま油を少々垂らしてみた。
かつお節だと、何となくパサパサしたような舌触りだが、
今回は香ばしくしっとり仕上がった。
思っていたより美味しくできた。
でも、フキの味と言うより、何だかお茶の葉の香ばしい味(わかり難いよね)に近い感じ。
ご飯にも合うし、不味くないんだけど、美味しいって感じるんだけど・・・ん~~~
まだまだ研究(大げさ)の余地がありそうだ。
ま~これも春の楽しみの一つと言う事にしておこう