横浜市青葉区鉄町、桐蔭学園(榊原滋理事長)は19日、高校の教室で同級生が振り回したビニール傘が男子生徒(16)の左目に刺さり、意識不明の重体になったと発表した。学園によると、18日午後3時50分ごろ、同校北棟の教室で、同級生の男子生徒(16)が野球のバットを素振りするようにビニール傘を振り回したところ、握っていた柄の部分から本体が抜け、近くにいた男子生徒の左目に突き刺さった。救急車で病院に運ばれ、脳挫傷と眼球損傷などのけがをし、意識がないという。事故当時は放課後で、教室には生徒が十数人いた。(4月19日『毎日新聞』より)
小中学生の皆さんは廊下や運動場で傘(かさ)を振り回して遊んだ経験がないでしょうか。傘は金属バットのような重みがないため、危険性が分かりにくいものです。確かに金属バットで叩かれたら命の危険がありますが、傘で叩かれてもそんなに痛くはないでしょう。しかし傘の柄は、握る部分と本体とは別の部品からなり、少し力を入れたり振り回したりすると抜けてしまうことがあります。抜けて飛び出した傘は凶器です。報道された事故は、野球でも有名な神奈川県桐蔭学園高校で起こりました。傘が刺さった高校生の目は二度と見えることはありません。皆さんがこのような事故を起こさないため、絶対に傘を振り回さないようにしましょう。
小中学生の皆さんは廊下や運動場で傘(かさ)を振り回して遊んだ経験がないでしょうか。傘は金属バットのような重みがないため、危険性が分かりにくいものです。確かに金属バットで叩かれたら命の危険がありますが、傘で叩かれてもそんなに痛くはないでしょう。しかし傘の柄は、握る部分と本体とは別の部品からなり、少し力を入れたり振り回したりすると抜けてしまうことがあります。抜けて飛び出した傘は凶器です。報道された事故は、野球でも有名な神奈川県桐蔭学園高校で起こりました。傘が刺さった高校生の目は二度と見えることはありません。皆さんがこのような事故を起こさないため、絶対に傘を振り回さないようにしましょう。