・・・我が家の彼岸・・・
先日、家内が買い物から帰ってきてテーブルに買ったものを出しているのを見かけた。
「水羊羹」や「ぜんざい」など甘いものがどっさり。
自分:「そんなに甘いもん どうすんの?」と聞いた。
家内:『お彼岸やから仏さんのお供えなんよ』と。
自分:「ヘェー ウチの仏さん 甘いもの大好きなんやなあ」
家内:『ウフフ・・・』
多分、そのうち『これ、おやつ』と出されてきて、『甘いもんも食べなアカンで』と勧められるに違いないと思っている。
・・・病院通いも 考えようによっては・・・
この間から、初めての病院2カ所にいってきた。どちらも地域の中核病院だった。
一箇所は午前中診察だけで先着50名限りの制約があったので、診察受付8時開始に間に合うように行くと、すでに順番待ちだった。
診察が始まったのは9時。呼んでくれたのは意外にも早く9時半。それでも会計が終わると11時だった。処方箋は、最寄りの薬局へファックスで送ってくれた。
もう一箇所は予約のある病院だった。8時受付開始に行くと、予約制なのになぜか順番待ちだった。診察は9時に始まったが、初診で予約でなかったためか呼んでくれたのは10時半だった。検査や診察など終わると昼前だった。
初めての病院だとシステムがわからないので戸惑うし、初診だと面倒な手続きもいる。いつものクリニックや個人病院と違って、受付してからの診察待ちにも疲れた。
・・・・・・・
でも思い直した。
自分は、お陰様で「介護を受けないと日常生活ができないという健康寿命の平均」を数年も過ぎている。診察待ちには疲れたが、介護も受けず、自分で診察を待っていられるありがたさに感謝すべきだと。
これまで検査入院はあっても、手術したことも病気やケガで入院したこともない。これから先はわからないが、これまでの無事に感謝しなきゃと。
診察待ちや通院治療で済むならば、有難いこと
自分の健康寿命が延びてくれれば有難いこと
そんなことをしみじみと感じるような歳になってきた。