今日は午前中から雨が降り出した。ノンビリの1日を過ごすことにした。
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彼岸なので、昨日は朝からお坊さんが仏さん参りに来てくれた。
ただWBCの決勝戦が始まっていたので、すぐにはテレビの前から離れ難く家内に案内を頼んだ。ただ今回のお参りには、家内に任せっぱなしという訳にはいかない事情があった。
しばらくすると座敷から読経が聞こえ始めたので、後ろ髪ひかれる思いでテレビから離れた。座敷に座っていると、音量を大きくしておいた隣の部屋のテレビから大歓声が聞こえてきた。
思わず中座しテレビを見に行った。何と米国チームのホームランに米国ファンが歓喜している光景だった。一発の覚悟はしていたし、回も浅いしソロだしと思い座敷に戻った。
・・・お坊さんの後継者・・・
事前に、後継者となる息子さんも紹介したいので連れて行くと連絡を受けていた。2人の読経が終わり紹介や挨拶があった。
息子さんは、修行のためしばらく香川のお寺に行くとのことだった。偶然なことに、お坊さんをしている自分の友の隣町のお寺だった。しかも同じ宗派だった。ついつい話が弾んだ。
お見送りしてから、すぐにテレビの部屋に戻った。村上選手の同点ホームランには間に合った。
・・・米国チームが気になった・・・
今回、どうしても米国との決勝戦は見逃したくなかった。
今回の大会は、大リーグのスーパースターであるトラウト選手が早くからWBC大会に出ると表明したことで、大リーグのトップレベルの選手も次々と参加表明した。
過去の大会と違ってスター選手揃いの米国チームだけに、日本のプロ野球選手もあこがれる大リーグのスター選手のプレーぶりも、是非、みてみたかった。
前日のメキシコ戦で、侍ジャパンは大リーグ所属のレフトを守る選手に再三の超ファインプレーで得点を阻まれたという鮮明な記憶も残っていた。
・・・WBCを観戦して・・・
テレビ観戦し、ハラハラドキドキしたりガッカリしたり、家内とハイタッチして大喜びしたりの一喜一憂する場面が何度もあったが、全勝優勝した戦いぶりには感動した。
<TV画面より拝借した画像>
大会を通じて野球の素人なりに感動したしたことがいくつもあったが、凄いと思ったことは1つ。
大谷選手の二刀流という超人ぶりに敬意を表したWBC特別ルールだった。大リーグではお馴染みのルールだったが、改めて大リーグが野球界・野球人に対する姿勢を全世界に知らしめることになった。
それに、栗山監督が粋な計らいで応えた。大リーグのスター選手を揃えた米国チーム相手だった決勝戦の最終回、それまで打者として出場していた大谷選手を特別ルールによる投手として登板させ、世界中に披露した。
大谷選手の打者としても一流・投手としても一流という超人さを世界中にみせつけただけでなく、投手として最後に対峙した打者は大リーグのスーパースターで大谷選手も尊敬するチームメートのトラウト選手だった。
特別ルールの二刀流の大谷選手が、大リーグのスーパースターから三振を奪って優勝が決まったことも凄いことだった。演出では考えられない奇跡的なシーンだった。野球の神様が演出したとしか思えなかった。
そうした永遠に語り継がれるに違いない名シーンを目撃し、しかも優勝という快挙にも出会えた。
<TV画面より拝借した画像>
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たくさんの感動をありがとう!
世界中の人々をも魅了した大谷選手、ありがとう!
世界中に日本野球の素晴らしさを披露した侍ジャパン ありがとう!