孤狼の血
2021-01-05 | 本
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柚月 裕子 著
以前読んだ「狂犬の眼」の前編と思って読みました。
日岡秀一が広島の呉原東署の捜査二課暴力団係班長の大上章吾の部下に配属される。
既に「狂犬の眼」では大上は亡くなっています。その経緯がこの話を読んだ事ではっきりしました。
暴力団抗争事件を繰り返している広島、その中で暴力団と警察の癒着が噂されていた。組織を守るため警察は大上にスケープゴートを立てることにした。そして、正義感が強い日岡をスパイに選んだ。
表紙の狼絵柄のジッポーのライターは大上の形見。
前回と違い、もうドキドキはせず私も肝が座ってきました。先が気になり去年の内に完読でした。
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