
藤岡 陽子 著
初めて読む作家さんです。
実は、彼女の他の本を紹介欄で見付け借りようと思っていましたが、見当たらなかったので、 京都 という地名に惹かれこの本を借りる事にしました。
結婚を機に東京から京都に住む事になった美咲。
読み始めたら何だか何処にでもあるような展開に。そして、コミックを読んでいる感覚。
それでも、Tシャツの刺繍や友達の陶芸の話など出てきてもの作りということで共感し、最後までさらっと読めました。
「運」について…
気まぐれには運は降ってこない。人が人に与えるもの。運を良くしたいなら、人に信用される事。運は信用に値する人間のもとにしか訪れない。
という言葉が響きました。