七つの会議
2016-07-26 | 本
池井戸 潤 著
またまた息子の本棚から。
8話の短編からかと思って1話、2話を読んでいくと
「最後には繋がるんだよ」
と、息子から。
大手電機子会社の東京建電を舞台にパワハラあり、社内不倫あり、
下請け会社の奮闘あり・・・
居眠り八角で始まり、万年係長での八角で終わる。
「あなたらしいね。いつも損な役回りばかりで」
という奥さんの言葉。
そしてそれ以上何も言わずに笑った優しさ。
ほっとしました。
働くとはどういうことか、考えさせられる場面も。
果たしてサラリーマン8年目となる息子は、
どんな気持ちで読んだのでしょう。