三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

どこに惚れたかなんて。

2013年06月12日 | 三味線のはなし
三味線なんて。

楽器は高いし、撥も高いし、
皮は破れるし、棹は減るし、
正座したりお婆ちゃん座りしたり脚にも悪いし、
本番中に糸が切れる心配もしなくちゃいけないし、
決して一般受けする楽器でもないし、
現代曲を弾くのにも向いてないし、

面倒なことこの上ない楽器です。


でも、あの音。
あの楽器が鳴る感じ。
サワリが唸る感じとか、
ユリとかハジキの色気とか、
撥音のかっこよさとか。

好きすぎる。

三味線てええなあ、と
もっともっと思ってもらいたい。




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