このところ
いつになくシビアに稽古をしているわけですが。
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僕がジュリアードとバークリーで学んだこと: 音楽で生きていくために必要な51のルール |
藤原 清登 | |
河出書房新社 |
これを読んで
自分の基礎練習の足りなさに目が開いた。
今更ながらとはいいつつも
やらないよりはやった方が断然いいので
毎日、気が滅入るような稽古をしてる。
しかし、おそろしいことに
結果はちゃんとついてくる。
ただし!!
ここで安心してはいけない。
いつも、この辺で気が緩んでた。
いいよね、できてるよね、みたいになってた。
が、実は出来てなかった。
まだまだ不安定な状態だった。
もっともっと突き詰めていくべきだったのに、
その手前で止まってた。
今回は最後まで走り抜ける!
直接的なきっかけは、あの本にあったけど、
練習嫌いだった私がだんだん真面目になってきたのは
住輔師匠の影響が大きいと思う。
お稽古で言われたことを素直に吸収できるかとか
本番前にはここまで詰めて稽古するのか、とか
そういうことが身についてきた気がする。
これぞ、三刀流の最大の武器。
ひとつ学んだことが他でも生かせる。
三味線弾きとして総体的に成長できるのは、本当にありがたい。
今月みたいに、どのジャンルでも本番が入ってくると
体力的には相当しんどいけど、それ以上の手ごたえを感じてます。
完全にドエムの領域に入ってるよな。笑