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三味線弾きの日常

津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。
あるときは義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

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”合う”ということ。

2020年03月08日 | 三味線のはなし
 
誰かと一緒に演奏するとき
”合う”ということはとても大事なのだけれど、
その”合う”にもいろんな要素があり、
また、いろんな基準がある。
 
私はもともとバンドマンだしドラマーだったから
リズムが合うときが気持ちいいなと思う。
 
という話をしていたら
ベーシストのVictor Wootenという人が
リズムさえ合ってたらキーが違ってても平気だ、
みたいなことを言ってたと教えてくれた人がいた。
 
 
しかし、動画を見ながら
気づいたらドラマー見てる自分に笑う。。
 
とにもかくにも
バンドだったらピタッとノリが合うときが気持ちいいし
ピアノ伴奏なら歌の人と呼吸を合わせて寄り添うし
三味線のツレ弾きなら横目でタテの撥を見ながら合わせていく。
 
ところが
義太夫の三味線の場合は
語りに合わせにいったらアカン! と言われるのです。。
三味線は三味線の間で弾いて、ここで待っておく、というような。
ぴったり付きすぎるとヘタに聞こえるのだそうな。
 
これが難しいーー
ついつい合わせにいってしまうなぁ😔 
課題は次々と。