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三味線弾きの日常

津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。
あるときは義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

教わることが出来るという幸運。

2020年03月07日 | 三味線のはなし
 
自他ともに認める(?)稽古嫌いのわたくしですが、
近頃かなり真面目になってきたのであります。
目が覚めるのが遅すぎ、ということですけど。
もっと早くからちゃんとしてれば、
今頃もうちょっと立派な三味線弾きになれていたかもしれないのに。
 
それはともかく。
 
プロの義太夫奏者として活動するようになってから
師匠の姿を見ていて、自分自身の取り組み方を改めた。
師匠だって舞台に向けてこれだけのことをやっていて、
弟子の私にも週に何回もお稽古してくださったりする。
それに応えられる自分でありたいと思うようになった。
 
だから、
1月の清介師匠の稽古のときも
急に日程が決まったから本を見てもいいよと言われていたけど、
本来は覚えていくべきものだから必死で頭に入れていった。
それくらいの根性はある。
 
稽古で言われたことは
次までに何とかしようと格闘するし、
そんなことは当たり前のことで
出来るようになったからといって特に何も言われないけれど、
ちゃんと取り組んでいけば
次の稽古では、また別のアドバイスをもらえる。
 
もちろん、こういうふうに取り組むのは
めちゃくちゃしんどい。
次の稽古まで間が2日しかない、なんて時もある。
2日で何かを変えていくのは難しいけど、必死でやる。
やっていったことは、また必ず自分に返ってくる。
やっぱり
三味線が好きだから。
上手くなれたら楽しいから。
しんどいと思いつつも、食らいつきたいと思うのよなー。