三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

女と蛇。

2016年11月09日 | 読書


「百花繚乱」の会場、大津伝統芸能会館は能舞台です。
となると、やはりテーマは和モノでいきたくなってきます。

能舞台というのはどこでも
舞台に上がるときは必ず足袋を履くのが決まり。

そんな舞台に映えるのは・・・

なんとなくあきらめきれない
道成寺。
(笑)

どんだけ好きやねーん。


何かそこにヒントはないものか。
と、手に取ってみた1冊。


女と蛇―表徴の江戸文学誌
高田衛
筑摩書房



道成寺のように、女が蛇に変身する話。
四谷怪談のように
怨みを残して死んだ女が引き起こす怪異の場に現れる蛇。

いやもう本当に、出るわ出るわ。といった感じで
類話が次々に紹介されていきます。
日本人はこういうのが好きなんだろうね。

怪談ものも、いつかやりたいテーマの一つ。
ですが、今回のテーマは「悪女」。
怪談に出てくる女は本来、悪くない。
悪いのは男の方。


というわけで
なかなか辿りつかない私の悪女・・・

 

第二回 講談と三味線を聞く会~百花繚乱~

12月18日(日) @大津市伝統芸能会館

13時開演
前売り2300円/当日2800円

出演
一龍斎貞鏡(講談)
吉村泉(朗読)
竹内友美(音曲)
万響(津軽三味線)

四人の女性出演者が“悪女”をテーマにそれぞれの作品を演じます。

お問い合わせ tomo.shami@gmail.com



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする