12/18の「百花繚乱」では
4人の女性演者が「悪女」をテーマに
それぞれのパフォーマンスをすることになっているので、
さて、わたくしの作品は何にしようかと迷いまして・・・
迷った時には図書館へ。(笑)
人生いろいろ。女もいろいろ。悪女もいろいろ。
作品にするからには
桐生操の本に出てきそうな残虐で強欲なタイプではなく
「ファム・ファタール」的なものかなぁ・・・ということで
1冊目。
カラー版 エロスの美術と物語―魔性の女と宿命の女 | |
利倉隆 | |
美術出版社 |
中心主題となっているのは
表紙の絵にも掲載されている・・・
サ
ロ
メ
。
いいんですよ。わかるんですよ。
このテーマでサロメ。当然といえば当然。
ただ、ね。
サロメは私もう、やっちゃったのよ・・・
でもやはり、サロメは魅力的なテーマです。
いつか、もう一度やってみたいと思う作品。
でも、今回ではない。
サロメの系譜としてのヘロディア、ユディト、
(このあたりはサロメ制作時に読んでる分野だ・・)
アダムとイブ、サムソンとデリラ、
セイレーンやスフィンクスなど人間ではない存在も含め、
破滅へと誘惑する美しいものたち。
作品作りの参考にはならないとわかっていながら
一気読みしてしまった。
なんて魅惑的な世界。
第二回 講談と三味線を聞く会~百花繚乱~
12月18日(日) @大津市伝統芸能会館
13時開演
前売り2300円/当日2800円
出演
一龍斎貞鏡(講談)
吉村泉(朗読)
竹内友美(音曲)
万響(津軽三味線)
四人の女性出演者が“悪女”をテーマにそれぞれの作品を演じます。
お問い合わせ tomo.shami@gmail.com
いつかやりたい作品のひとつ
曽根崎心中。
詞章の美しさ。
声に出して読みたい日本語、というのが
昔話題になったりしましたが、
そうだよね、
語りものはそもそもが声に出されることが前提。
曽根崎のお初は本当にかわいい。
これからこの世の暇乞い、と
両親に別れを告げる場面とか
弾きながら泣けてくる。
日本の古典芸能のヒロインには
なかなか悪女が見当たらないのです。
清姫も六条御息所も、ちょっと違う。
そんなわけで
12月の悪女のテーマは
和から外れる予定。
三味線なのに!
曽根崎心中。
詞章の美しさ。
声に出して読みたい日本語、というのが
昔話題になったりしましたが、
そうだよね、
語りものはそもそもが声に出されることが前提。
曽根崎のお初は本当にかわいい。
これからこの世の暇乞い、と
両親に別れを告げる場面とか
弾きながら泣けてくる。
日本の古典芸能のヒロインには
なかなか悪女が見当たらないのです。
清姫も六条御息所も、ちょっと違う。
そんなわけで
12月の悪女のテーマは
和から外れる予定。
三味線なのに!