HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

バーナムグループ5まで来た

2017年04月27日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小2):
「どの本から弾く?」と聞いたら、今日も最初は
「バーナムから」。
「バーナム得意なんだね?!」
「うん」
その言葉どおり、バーナムはどんどん進んで、今日は「グループ5」、もう一番最後の章からなのです。
8分音符の連続、左手と右手の受け渡し、といろいろなリズム。
そしてその中にひそんでいる、クロッシングなど指番号の指示。
それらを次々にクリアし、今日はグループ5を6曲、弾いてしまいました。
来週はグループ5の後半を残すのみ。

曲集の方は、ヘ長調の「大きな古時計」にチャレンジしてみました。
音域が広いため 指番号がとても複雑です。
指がジャンプしたり ポジションが変わったりするところには指番号が振ってあるので それを守れば途中で指が足りなくなったりせずに弾くことができます。
でも、Lちゃんのすごいところは、同じメロディーが2度目に出てきたとき、楽譜に指番号の指示が書いてなくても、最初に弾いた部分と同じ指番号を覚えていて、それをちゃんと適用して弾いていることです。
7歳というLちゃんの年齢であれば、
1度目は なんとか指番号を見て弾く。
2度目・・・行き当たりばったりに弾いて 指がたりなくなる。→ 1回目と同じメロディーであること、だからさっきと同じ指使いにすれば弾けるよ、と先生から思い出させて、それから 1回目の指番号を探して確認する → それを当てはめて2回目の同じメロディーを弾く
・・・という流れになって普通だと思うんですが、「1を見て10を予想」したLちゃんは とても大人だと思います。
「大きな古時計」、右手だけで完成ってことにしようね、と言って宿題にしました。
それともうひとつ、同じくヘ長調の「南の島のハメハメハ大王」も、右手を弾いてくることに。
知っている歌といっても だんだん複雑に、難しくなってきています。
Lちゃんが「この歌を弾きたい」という気持ちのパワーで、さらに難しい曲も制覇していってくれることに、ひそかに期待してしまいます。

ラウンドコード「シェリー」

2017年04月27日 | コード奏法
Y子さん(大人):
ハ長調のラウンドコードを使った「シェリー」というオールディーズポップスを練習しています。
右手のメロディーに合わせ、左手はC → Am → F →G の流れを繰り返していきます。
このコード進行は、左手の鍵盤を ドミソ~ラドミ~ファラド と1つ置きの間隔で下げて行って、最後はGでひとつ戻り、という動きなのですが、コード(和音)の3つの音をその都度探していると、なかなかうまく音がつかめず、ミスが続いてしまいます。
「3つの音をその都度探さないで、ベースの音・・・ド、ラ、ファ、ソ、だけを見て弾くようにして。手の形さえ変わらないように気をつけていれば、ベースが移動する度に上の2つの音も同時に移動できてるんだから」
このようにアドヴァイスして、ベース音を意識して弾いてもらうようにすると、大分コードの流れが安定しました。
次回、がんばって仕上げましょう、ということになりました。

コード奏、慣れないとたくさんの音をつかむのが大変だと思いますが、慣れればこんな便利なものはないので、焦らずゆっくりと慣れて行ってほしいです。