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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

子猫の涙(試写会)

2007-12-19 15:12:29 | 映画(か行)
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武田真治、藤本七海、広末涼子、鈴木砂羽、山崎邦正、宝生舞、赤井英和出演。森岡利行監督作品。

1968年のメキシコオリンピックで、ボクシング・バンダム級で銅メダルを獲得した森岡栄治(武田真治)。プロ転向早々に網膜はく離を患い、25歳で引退した彼は家庭を顧みない生活を続け、愛想をつかした妻は家を出てしまう。さらに栄治は愛人の裕子(広末涼子)を連れてきて、娘の治子(藤本七海)と一緒に暮らし始める。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆

主題歌を歌っているRie fuさんという方がピアノを弾いて歌うというイベントがありました。その後、監督が出てきてコメント。大作ではないし、宣伝もあまり出来ないので、口コミだけが頼り、いいなと思ったらどんどん薦めて、イマイチだなと思ったら口をつぐんでくださいとのことでした(笑)。
この映画、今年の東京国際映画祭の「日本映画・ある視点」で特別賞を受賞しているそうです。

内容は知らなかったのですが、ボクサーが主人公ということで、ボクシング映画なのかなと思ったら、そうではありませんでした。もちろん、ボクシングの試合のシーンは出てくるのですが、ボクシングを辞めた後の話が中心でした。語り手になっている主人公の娘・治子が実質主人公でしたね。
その治子役の子役の演技が素晴らしいです。その一言に尽きます。台詞もしっかりしているし、笑顔も可愛い。大阪の子らしいので、もちろん大阪弁は完璧だし、弟とのノリツッコミもバッチリで笑いを取ってましたし。

武田真治くんは、私にとって、俳優やミュージシャンであるという前に“同志”という認識なので、ひそかに応援しているのですが、いかんせん、あまり演技が上手くない・・・(苦笑)。ドラマや映画のキャラクターによっては、凄くハマっている時もあるんですが、今回は、最初の方が非常に演じづらそうに見えました・・・。途中からだいぶ良くなったんですけどね。イケメンのせいなのか、かっこよさが前面に出てしまって、ひたすらかっこいい感じなんですよね。酒飲みでクラブ通い、借金作って家族は顧みず、なのに嫌な奴に見えない(苦笑)。ラスト、娘は大人になっているのに、真治くんは、ほとんど老けメイクもなく、娘とそう年が変わらないように見えました(汗)。

広末涼子ちゃんは、可もなく、不可もなくといったところ。やたら黄色い服を着てたのは、何か意味があるんでしょうか・・・?
主人公が実在の人物で、監督がそのおいであるため、内情をよく知っていて、エピソードとしては、もっといろいろあるようです(笑)。もともとは舞台劇らしいですね。
途中で出てきた子猫が凄く可愛いです。
この映画タイトルの子猫というは、治子を指しているのかな?
私としては、家族愛モノとして、もっと感動するのかな?と思ったのですが、実在の人物を映画などにすると、どうしても感動が薄くなってしまうというセオリー通りの印象でした。ちょっと残念。



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1 コメント

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2007-12-22 18:50:49
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