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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ぐるりのこと。(試写会)

2008-05-13 16:08:13 | 映画(か行)
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木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、寺島進、安藤玉恵、八嶋智人、寺田農、柄本明出演。橋口亮輔監督作品。

1993年、何事にもきちょうめんな妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、子どもを授かった幸せをかみしめていた。どこにでもいるような幸せな夫婦だったが、あるとき子どもを亡くしてしまい、その悲しみから翔子は心を病んでしまう。そんな翔子をカナオは温かく支え続け、2人の生活は少しずつ平穏を取り戻してゆく。(Yahooレビューより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
木村多江さんの演技が素晴らしかった度:★★★★☆

以前に、監督のティーチ・イン付き試写会が当たったのですが、仕事で行けず、譲った友人から木村多江さんの役は監督自身の投影だと言っていた話を聞いていました。監督の話し、聞きたかったな~。
総合は★3.5です。なんてことない日常で、きっと誰にでも起こりうることなんだろうなと思いました。いい映画でした・・・が、監督、作風変わりましたかね?2作くらいしか観た事ないですが、「ハッシュ!」はもっとはっちゃけた映画だったような記憶が。
でも、ところどころ笑えるのは、特徴でしょうか。

木村さんの演技が素晴らしかったです。特にウツ状態の時。ああいう状況になったことはないけれど、共感してしまいました。几帳面な人は、うまく出来ないことが凄く辛いんだな~とあらためて実感。私なんて、結構いいかげんだから、まぁいいや、で済ませることの多い事・・・・・・(苦笑)。
時々、下ネタがありますが、観客のおっちゃん、おばちゃん笑いすぎ(爆)。
木村さんの演技も素晴らしかったですが、リリー・フランキーさんの自然な演技がとてもよかったです。彼の自然な演技でくすくす笑えたし。演技してないような感じに見えました。ただの作家ではなかったのか(失礼な)。なんかいそうなんだもん、ああいう感じの人。
近々、裁判所で傍聴をしてこようと思っているのですが、リリー・フランキーさんの役が法廷画家で、ちょうどそういうシーンがいろいろ出てきて、興味深かったです。実際にあった事件をモチーフにしているのが、ありましたね。なんとか真理教とか(笑)。幼児誘拐殺人事件とか・・・。

木村多江さんのラストの方の幸せそうな笑顔がなんとも言えず癒されました。


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