『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

2022年10月21日 | 雑感

手紙を認めた父は、

糊が見当たらない時、

子どもだった私に、

ご飯粒を持ってこさせて、

それをおもむろに、封筒の「蓋」の部分に貼り付けて指で伸ばし

糊の代わりにすることがあった。

 

昔の人の知恵なんだなあ・・・・。

 

昔話「したきりすずめ」の意地悪ばあさんは、

洗い張り用の「糊」をスズメに舐められて激怒するのだけれど、

そういえば、

あの「糊」は、ご飯粒をつぶして薄めて煮たもの、っていう解説があったなあ。

 

そんなことを思い出しながら、

なかなか糊が見つからないので、

仕方なく小麦粉で作った糊で、

たった1か所の破れた障子を貼っている私です。

 

 

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2 コメント

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障子が父を呼んでくれた (屋根裏人のワイコマです)
2022-10-21 20:06:33
きっと お父様が 障子の穴になって・・呼んで
くれて 化学合成糊や石油やガスに頼ってばかりいると
いつか困ることが起きるかも・・と教えてくれたのでしょう
今の世の中を・・障子の穴が教えてくれている。
さてその知恵を子供や孫たちに・・どうやって引き
継ぎましょうか (*^^*)
時々思い出すのです。 (hi-chan)
2022-11-16 20:20:48
ワイコマ 様
 私と父は、実は少なからぬ確執がありまして、あまりいい記憶(かわいがられた記憶)がないのです。
 家を継いでいる責任上、両親を見てきたわけですが、時間の経過とともに、気持ちもだんだん和らぐものだなあ、と感じます。

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