東京のマンションで暮らすシンちゃんは、
9歳、小学校4年生になりました。
この夏初めて、たった一人でばあばんちへ遊びに来ています。
いつもは、チーちゃんと一緒に
プールしたり、お出かけしたりしていましたが、
田舎に来て5日目のこの日は、
じいじの実家に「盆花づくり」のお手伝いに行きました。
シンちゃん、初めての農作業です。
朝7時に、じいじの軽トラに載せたときは、
「行きたくない!」オーラ全開の仏頂面でしたが、
そのあと、ばあばが遅れて行ってみると・・・・・
早速、じいじと働いていました。
じいじが刈り取るお花(アスター)を、一本一本丁寧に
手押し一輪車に載せていきます。
そして、ある程度たまったら、おばちゃんたちの作業場まで運びます。
作業場では、花を入れる桶に水を貯めたり、
熊手をもって、花のくずを片づけたりと大忙し。
そんな作業に慣れたころ、
おばちゃんの一人が、運搬車の運転操作を教えてくれました。
つきっきりで、教えてくれています。・・・・ありがたいこと・・・・。
花のごみを捨てるのは、もうシンちゃんの仕事。
夕方にはすっかり慣れて、小さなお友達も載せて運転!
仏頂面で始まった一日は、
帰るころには満足感でいっぱいの顔になっていました。
大人に混じって、休憩の時間。