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『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

エンディング・ノート

2016年06月22日 | 雑感
先月の半ばのこと、
上伊那仏教婦人会の研修会(講演会)があって
会場となった隣村のお寺まで行ってきた。

講演会の演題は
「終活を始めて元気に生きよう!」

終活アドバイザー、という
そんな仕事があるんですねえ。


そのお話の中身とは、
1、終活とは・・・・・
   人生の最期に向けて行う行動のこと=自分整理
   ・自分が死ぬまでのことを考える ⇒ 医療や介護のこと
                     財産や持ち物の整理
   ・自分が死んだ後のことを考える ⇒ 葬儀やお墓のこと
                     相続や遺言のこと

2、どんなことからはじめるか?
  (1)エンディング・ノートを書いてみる。
     ①家系図や自分の記録
     ②もしもの時の連絡先(親戚・友人など)
     ③医療・介護について
     ④財産・所有物について
     ⑤葬儀やお墓のこと
     ⑥相続・メッセージについて

  (2)人生最期のことを考える。
     ①自宅か病院か・・・・・
     ②病気や事故で意思の疎通ができなくなる場合も考えて・・・・
      (周りと話し合っておくことも大事)

  (3)納得の(お気に入りの)遺影を用意する。
     ・少しでも健康なうちに、素敵な「私」を撮っておきましょう。

  (4)身の回りの整理・片づけをする。
     ・自分のものを「自分で」整理しておく。
       (脱舎利)・・・・体力のあるうちに・・・・

  (5)葬儀やお墓のことを考える。
     ①葬儀にかかる費用の準備
     ②自分らしい葬儀の形の遺言

  (6)相続。遺言(メッセージ)の準備をする。
     ①遺されたものが困惑しない為にも・・・・
     ②自分が一番幸せだった頃を綴っておくことは、揉め事を最小限にする効力があるそうです。


3、最後に・・・・
  □ 一番大切なことは、家族や支えてくれる周りの人たちに、「伝え」「相談し」「理解してもらう」ことです。
  □ 自分の終わり方が少しでも安心できると、これからの生き方も輝いてきます。



 こんな機会でもないと、
自分の最期のことなんか、まだまだ考えません。
いい機会だったなあ…と思いました。

一番心に残ったこと、
すぐにでもやっておこうと、思ったこと。
『納得の遺影を用意する』