五日市町にある光禅寺の梵鐘で、江戸期廿日市で鋳造活動をしていた山田貞栄が延宝7年(1679)に鋳造したものである。
この梵鐘の上部中帯にみられる文様は唐草文で、下部中帯の文様は剣菱文の両側に蕨手文を配して図案化した文様である。これらの文様は山田氏の鋳造作品によくみられるものである。
五日市町にある光禅寺の梵鐘で、江戸期廿日市で鋳造活動をしていた山田貞栄が延宝7年(1679)に鋳造したものである。
この梵鐘の上部中帯にみられる文様は唐草文で、下部中帯の文様は剣菱文の両側に蕨手文を配して図案化した文様である。これらの文様は山田氏の鋳造作品によくみられるものである。